山桜神社火の見櫓とは

山桜神社火の見櫓は、岐阜県高山市本町2丁目の山桜神社にある木造の火の見櫓で、昭和7年(1932年)に現在地へ移され、平成19年(2007年)7月31日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「やまざくらじんじゃひのみやぐら」。社殿の南側の建物の上に櫓を組んだ珍しい形をしている(文化庁)。

文化庁の記録では、木造、高さ7.0メートル、木造平屋建の社殿付き。登録番号は21-0121で、所有者は山桜神社。高山市によれば、櫓は明治年代に建てられたといわれ、昭和7年(1932年)に現在の場所へ移築された。

登録有形文化財としての価値

山桜神社火の見櫓は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、神社の絵馬市とともに親しまれている櫓と紹介している。

高山市は平成27年(2015年)7月27日、この火の見櫓を市の景観重要建造物(第7号)に指定した。市は、商店街のシンボルとして良好な景観形成に貢献していると評価している。

見どころ

山桜神社火の見櫓は、宮川に架かる柳橋の西詰の交差点近くにある。山桜神社の社殿の南側の建屋の小屋梁の上に柱を建て、棟の上に櫓を組んでいる(文化庁)。建物の屋根から櫓が立ち上がる姿は、地面から建つ一般的な火の見櫓とは違う。

櫓の袴の底部は3.4メートル四方、高さ約7メートルの三層建てで、頭部に宝形造の見張小屋を置き、明治14年(1881年)製の半鐘を吊っている(文化庁)。通りから見上げ、最上部の見張小屋と半鐘を確かめたい。

見学について

山桜神社火の見櫓は高山市本町2丁目の街中にあり、櫓の外観は通りから見ることができる。櫓に上ることについての公的な案内は見当たらなかった。所在地は高山市本町2-65。

Q&A

Q山桜神社火の見櫓はいつ建てられましたか?
A明治年代に建てられたといわれ、昭和7年(1932年)に現在の場所へ移築されました(高山市)。
Q山桜神社火の見櫓の高さは?
A櫓部分の高さは約7メートルで、三層建てです(文化庁)。
Q山桜神社火の見櫓の珍しい点は?
A山桜神社の社殿の南側の建屋の上に柱を建て、棟の上に櫓を組んでいる点です(文化庁)。
Q山桜神社火の見櫓の半鐘はいつのものですか?
A明治14年(1881年)製です(文化庁)。
Q山桜神社火の見櫓はどこから見られますか?
A宮川の柳橋西詰の交差点近く、本町2丁目の通りから外観を見ることができます。

基本情報

名称山桜神社火の見櫓(やまざくらじんじゃひのみやぐら)
所在地岐阜県高山市本町2-65
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成19年(2007年)7月31日登録
員数1棟
寸法木造、高さ7.0メートル、木造平屋建社殿付
所有者山桜神社
公開状況外観は通りから見学可

参考文献

山桜神社火の見櫓(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00006537
景観重要建造物の指定について(高山市)
https://www.city.takayama.lg.jp/shisei/1000061/1005212/1004120.html

最終更新日: 2026.10.06