桐生織物会館旧館とは

桐生織物会館旧館は、群馬県桐生市永楽町にある、昭和9年(1934年)に桐生織物同業組合の事務所として建てられた木造2階建の洋風建築で、平成9年(1997年)5月7日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「きりゅうおりものかいかんきゅうかん」。現在は「桐生織物記念館」として公開されている(文化庁、桐生市)。

文化庁の記録では、木造2階建、瓦葺、建築面積833平方メートルで、登録番号は10-0006、所有者は財団法人桐生織物会館である。日本遺産「かかあ天下―ぐんまの絹物語―」の構成文化財でもある(日本遺産ポータルサイト)。

織都桐生の組合事務所

桐生市によれば、設計は群馬県土木課営繕課営繕係、施工は小川組である。日本遺産ポータルサイトは、桐生織物の向上のために設立された同業組合の事務所で、かつては女性職員が電話交換手やタイピストとして業務を支えたと紹介している。

桐生織物記念館によれば、桐生織は1300年の歴史をもつ伝統的工芸品で、桐生織物会館旧館は「織都」と呼ばれた桐生の隆盛を伝える象徴的な建築である。

登録有形文化財としての価値

桐生織物会館旧館は「造形の規範となっているもの」として登録された。文化庁の解説は、整然と配置された窓などをもつ、昭和期における生産管理関係の事務所の好例と評価している。

見どころ

文化庁によれば、外壁をスクラッチタイル張りとし、屋根には静かな緑色の瓦を葺いて洋風の装いとする。日本遺産ポータルサイトは、ステンドグラスを用いたモダンな外観を挙げている。

桐生市によれば、桐生織物会館旧館の1階は桐生織物販売所、2階は織物資料展示室として使われている。

見学について

桐生市によれば、入館は無料で、1階の販売所は10時から17時、2階の資料展示室は10時から16時。休館日は8月13日から16日と12月29日から1月3日で、販売所は毎月最終土曜日と翌日曜日も休む。駐車場は普通車17台。

桐生織物記念館によれば、桐生織物会館旧館へはJR両毛線桐生駅北口から徒歩約5分、上毛電気鉄道西桐生駅から徒歩約4分。問い合わせは0277-43-2510(資料展示室)。

Q&A

Q桐生織物会館旧館はいつ建てられましたか?
A昭和9年(1934年)です(文化庁、桐生市)。
Qもともと何の建物でしたか?
A桐生織物同業組合の事務所です(文化庁、日本遺産ポータルサイト)。
Q外観の特徴は?
Aスクラッチタイル張りの外壁と緑色の瓦、ステンドグラスを用いた洋風の外観です(文化庁、日本遺産ポータルサイト)。
Q見学できますか?
A「桐生織物記念館」として無料で公開され、資料展示室と販売所があります(桐生市)。
Q桐生織物会館旧館が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成9年(1997年)5月7日です。

基本情報

名称桐生織物会館旧館(きりゅうおりものかいかんきゅうかん)
所在地群馬県桐生市永楽町5-1(登録時の地番は永楽町1184-4)
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成9年(1997年)5月7日登録
員数1棟
寸法木造2階建、瓦葺、建築面積833平方メートル
所有者財団法人桐生織物会館
公開状況桐生織物記念館として公開、入館無料

参考文献

桐生織物会館旧館(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000123
桐生織物会館旧館(桐生市)
https://www.city.kiryu.lg.jp/kankou/bunkazai/1010700/kunitouroku/1001995.html
桐生織物記念館(公式サイト)
https://kiryuorimonokinenkan.com/
アクセス(桐生織物記念館)
https://kiryuorimonokinenkan.com/access/
桐生織物会館旧館(日本遺産ポータルサイト)
https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/culturalproperties/result/258/

最終更新日: 2026.10.11