白井屋とは
白井屋は、群馬県吾妻郡中之条町大字中之条の町なかにある明治時代の木造2階建の旅籠建築で、平成13年(2001年)8月28日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「しろいや」。文化庁によれば、周辺に官公庁舎が建ちはじめた明治25年(1892年)頃から宿屋を営んだと伝えられる。
文化庁の記録では、木造2階建、鉄板葺、建築面積111平方メートル。登録番号は10-0079である。中之条町の文化財一覧では、町内の国登録有形文化財の一つとして挙げられている。
三国街道脇往還の宿
文化庁の解説によれば、白井屋は三国街道の脇往還に通じる新道に東面して建つ。官公庁舎が建ちはじめた明治中期の中之条の町に開業した宿屋で、明治期の旅籠の遺構の一つとされる。
2階には6畳の客室を5室並べており、旅人を泊めた宿屋としての間取りを伝えている(文化庁)。
登録有形文化財としての価値
白井屋は「造形の規範となっているもの」として登録された。文化庁の解説は、明治期の旅籠遺構のひとつと位置づけている。
見どころ
白井屋は間口(桁行)7間、梁行4間の切妻造・平入の木造2階建である(文化庁)。
2階は「せがい造」とし、腕木で支えた出桁によって軒を深く張り出している(文化庁)。通りに面した2階の張り出しが、明治の宿屋らしい外観をつくっている。
見学について
白井屋の一般公開の案内は確認できなかった。所在地は中之条町大字中之条1798で、外観を道路から眺めるにとどめ、住民の生活に配慮したい(中之条町)。
Q&A
- 白井屋はいつから宿屋を営んでいましたか?
- 周辺に官公庁舎が建ちはじめた明治25年(1892年)頃からと伝えられます(文化庁)。
- 白井屋はどの道に面していますか?
- 三国街道の脇往還に通じる新道に東面して建っています(文化庁)。
- 白井屋の建築の特徴は?
- 切妻造・平入の木造2階建で、2階をせがい造とし、6畳の客室を5室並べています(文化庁)。
- 白井屋は見学できますか?
- 一般公開の案内は確認できませんでした。外観は道路から見られます。
- 白井屋が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成13年(2001年)8月28日です。
基本情報
| 名称 | 白井屋(しろいや) |
|---|---|
| 所在地 | 群馬県吾妻郡中之条町大字中之条1798 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成13年(2001年)8月28日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造2階建、鉄板葺、建築面積111平方メートル |
| 所有者 | 記載なし(文化庁データベース) |
| 公開状況 | 公開の案内なし(外観は道路から) |
参考文献
- 白井屋(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00002214
- 国及び県指定文化財一覧(中之条町)
- https://www.town.nakanojo.gunma.jp/soshiki/15/1167.html
最終更新日: 2026.10.10