旙山家住宅(広島県双三郡三良坂町)とは:太く曲がった柱が並ぶ古風な茅葺の農家

旙山家住宅(広島県双三郡三良坂町)(はたやまけじゅうたく)は、広島県三次市三良坂町灰塚にある江戸時代中期の茅葺の農家で、昭和53年(1978年)1月21日に重要文化財に指定された。

文化庁の記録では、桁行15.0メートル、梁間9.1メートル、入母屋造、茅葺で、所有者は三次市である。

三次市によると、構造の手法から18世紀中期の建築と考えられる。

旙山家住宅(広島県双三郡三良坂町)の間取り

文化庁によると、広島県の中央北部に位置する農家で、平面は整形四間取である。三次市によると、南に面し、桁行六間半、梁間三間半の上屋の四周に半間の下屋を巡らせる。

三次市によると、間取りは西側の三間が土間、東側の四間半が床上部で、土間には竈や唐臼を設ける。床上部は南側の「オオデ」と「オモテ」、北側の「ナンド」と「カッテ」の四室とし、オオデのほぼ中央に囲炉裏を設けている。

旙山家住宅(広島県双三郡三良坂町)の見どころ

文化庁は、実際の年代はそれほど古くないが、構造の手法は相当古風で、太く曲がった多角形の上屋柱が立ち並ぶ様は見応えがあり、改変が少なく保存も良いとしている。

三次市によると、旧双三郡三良坂町灰塚にあったが、灰塚ダムの建設で湖底に水没することになったため、平成9年から11年(1997年から1999年)に現在の位置へ移築し、その際に建築当初の姿に復元した。

旙山家住宅(広島県双三郡三良坂町)の見学方法

三次市によると、内部は毎月第1・第3日曜日に見学でき、それ以外の日の見学は三次市教育委員会社会教育課(0824-62-6191)に問い合わせる。

三次市によると、JR三良坂駅から東へ約1.5キロメートル。所在地は三次市三良坂町灰塚543番地2と案内されている。

Q&A

Q旙山家住宅はいつ建てられたのですか?
A三次市によると、18世紀中期の建築と考えられます。
Q旙山家住宅の見どころは?
A太く曲がった多角形の上屋柱が立ち並ぶ、古風な構造です。
Q旙山家住宅はなぜ移築されたのですか?
A灰塚ダムの建設で水没することになったため、1997年から1999年に移築されました。
Q旙山家住宅の内部は見学できますか?
A毎月第1・第3日曜日に見学できます。
Q旙山の読み方は?
A「はたやま」と読みます。

基本情報

名称旙山家住宅(広島県双三郡三良坂町)(はたやまけじゅうたく)
所在地広島県三次市三良坂町灰塚1150番地
指定区分重要文化財(建造物)
指定年昭和53年(1978年)1月21日指定
員数1棟
寸法桁行15.0メートル、梁間9.1メートル、入母屋造、茅葺
所有者三次市
公開状況内部は毎月第1・第3日曜日に公開

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「旙山家住宅」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/3195
文化遺産オンライン「旙山家住宅」
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/176432
三次市「旧旙山家住宅」
https://www.city.miyoshi.hiroshima.jp/soshiki/49/3526.html

最終更新日: 2026.09.28