龍雲院とは

龍雲院は、北海道松前郡松前町松城にある天保13年(1842年)から嘉永4年(1851年)の松前の寺町に残る江戸末期の寺院建築群で、平成4年(1992年)1月21日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「りゅううんいん」。

文化庁の記録では、天保13年(1842年)の本堂と庫裏、嘉永4年(1851年)の惣門、弘化3年(1846年)の鐘楼、弘化3年以前の土蔵の5棟からなる。指定番号は02263である。

藩主の正室の発願による寺

龍雲院は、松前町の寺町にある寺院で、寛永2年(1625年)に藩主の正室の発願によって創建された(文化庁)。

重要文化財としての価値

文化庁は、本堂・庫裏と同じ江戸時代末期に建てられた惣門・鐘楼・土蔵がそろい、寺域全体が往時の景観をよくとどめていて価値が高いとしている。

柏崎の大工の本堂と地元の大工の庫裏

本堂は天保13年(1842年)の建築で、新潟県柏崎の大工によって建てられ、各部に優れた彫刻を用いる。桁行16.7メートル・梁間15.1メートルの入母屋造・桟瓦葺で、向拝1間を付ける(文化庁)。

庫裏は同じ天保13年に地元の大工が建てたもので、本格的な座敷をもち、住宅建築としても北海道では古い遺構である(文化庁)。このほか、嘉永4年(1851年)の四脚門の惣門、弘化3年(1846年)の袴腰付の鐘楼、土蔵造2階建の土蔵が残る。

見どころ

柏崎の大工による本堂の各部の彫刻と、袴腰付の鐘楼が見どころである(文化庁)。

見学について

龍雲院が所有する(文化庁)。公開について、公的な案内は確認できなかった。

Q&A

Q龍雲院はいつ創建されましたか?
A寛永2年(1625年)で、藩主の正室の発願によります(文化庁)。
Q本堂はいつ建てられましたか?
A天保13年(1842年)で、新潟県柏崎の大工が建てました(文化庁)。
Q庫裏の特徴は?
A本格的な座敷をもち、北海道の住宅建築として古い遺構です(文化庁)。
Qほかに残る建物は?
A惣門、鐘楼、土蔵です(文化庁)。
Q龍雲院が重要文化財に指定されたのはいつですか?
A平成4年(1992年)1月21日です(文化庁)。

基本情報

名称龍雲院(りゅううんいん)
所在地北海道松前郡松前町字松城
指定区分重要文化財(建造物)
指定年平成4年(1992年)1月21日指定
員数5棟
寸法本堂 桁行16.7m、梁間15.1m、入母屋造、桟瓦葺
所有者龍雲院
公開状況公開の公的な案内なし

参考文献

龍雲院(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/26

最終更新日: 2026.10.25

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