白鶴美術館茶室(崧庵)とは

白鶴美術館茶室(崧庵)は、兵庫県神戸市東灘区住吉山手にある昭和4年(1929年)の茶室で、平成11年(1999年)11月18日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「はくつるびじゅつかんちゃしつ(すうあん)」。

文化庁の記録では、木造平屋建、銅板葺一部瓦葺で、建築面積14平方メートル。登録番号は28-0060である。

六甲から移された茶室

白鶴美術館茶室(崧庵)は、六甲の地にあった茶室建築を昭和31年(1956年)にこの敷地へ移したものである(文化庁)。建てられたのは昭和4年(1929年)で、美術館の開館より5年早い。

白鶴美術館茶室(崧庵)は事務棟の北西に建ち、本館と事務棟の間に広がる中庭を見渡す位置にある(文化庁)。名称の崧庵は「すうあん」と読む。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、白鶴美術館茶室(崧庵)の茶室部の屋根を入母屋造とし、中央を瓦で、その周りを銅板で葺き回した軽やかな外観と、上質なつくりを挙げて、「造形の規範となっているもの」として登録した。

見どころ

白鶴美術館茶室(崧庵)の見どころは屋根である。入母屋の屋根の中央部だけを瓦で葺き、その周りを銅板葺で囲むため、瓦と銅板という二つの素材が一つの屋根の上で重なって見える(文化庁)。建築面積14平方メートルの小さな建物で、細部の仕上げに目を凝らしたい。

見学について

白鶴美術館茶室(崧庵)の内部の公開や、茶会での利用について公式の案内は見当たらない。中庭に面して建つが、来館者が中庭のどこまで入れるかも案内がないため、来館時に確かめたい。開館日や行き方は白鶴美術館のページにまとめてある。

Q&A

Q白鶴美術館茶室(崧庵)の読み方は?
A崧庵は「すうあん」と読みます。登録名称の読みは「はくつるびじゅつかんちゃしつ(すうあん)」です(文化庁)。
Q白鶴美術館茶室(崧庵)はいつ建てられましたか?
A昭和4年(1929年)に建てられ、昭和31年(1956年)に六甲の地から現在地へ移築されました(文化庁)。
Q白鶴美術館茶室(崧庵)の屋根の特徴は?
A入母屋造の屋根の中央を瓦葺、周囲を銅板葺とする葺き分けです(文化庁)。
Q白鶴美術館茶室(崧庵)の中に入れますか?
A内部公開の公式案内は見当たりません。
Q白鶴美術館茶室(崧庵)が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成11年(1999年)11月18日です(文化庁)。

基本情報

名称白鶴美術館茶室(崧庵)(はくつるびじゅつかんちゃしつ(すうあん))
所在地兵庫県神戸市東灘区住吉山手6-1-1
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成11年(1999年)11月18日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、銅板葺一部瓦葺、建築面積14㎡
所有者公益財団法人白鶴美術館(文化庁の記録では財団法人白鶴美術館)
公開状況内部公開の公式案内なし

参考文献

白鶴美術館茶室(崧庵)(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00001445
白鶴美術館茶室(崧庵)(文化遺産オンライン)
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/148055
ご利用案内(白鶴美術館 公式サイト)
https://hakutsuru-museum.org/guide/

最終更新日: 2026.11.05