明泉寺五重塔とは
明泉寺五重塔は、石川県鳳珠郡穴水町にある室町時代前期(1333〜1392年)の石造の五重塔で、昭和49年(1974年)5月21日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「みょうせんじごじゅうのとう」。
文化庁の記録では、石造五重塔で、旧初重壁石1個が附として指定されている。指定番号は01940である。
能登半島の大きな石造五重塔
明泉寺五重塔は、能登半島にある総高約6.68メートルの大規模な石造五重塔である(文化庁)。各重とも軸石と笠石を別々の石とし、木造の塔の細部をまねて刻んでいる。
東京文化財研究所の報告によれば、昭和45年(1970年)の時点では二層の笠石までしか元の位置になく、上の部材は近くに散乱していたが、同年の解体修理で総高6.78メートルの五重塔に復原された。四層と五層の軸石、五層の笠石、相輪は復原時に補ったものである。
重要文化財としての価値
明泉寺五重塔は、室町時代前期にさかのぼる大規模な石造五重塔として、昭和49年(1974年)5月21日に重要文化財に指定された(文化庁)。
見どころ
各重の軸石と笠石に刻まれた、木造の塔をまねた細部に注目したい(文化庁)。
見学について
東京文化財研究所の報告によれば、令和6年(2024年)の能登半島地震で被害を受け、復原時に補った相輪の一部が破損し、三層目から上の石材がややねじれた状態になっている。拝観の条件について公的な案内は確認できなかった。
Q&A
- 明泉寺五重塔はいつ造られましたか?
- 室町時代前期(1333〜1392年)です(文化庁)。
- 明泉寺五重塔の高さは?
- 文化庁は総高約6.68メートル、1970年の復原後の報告は6.78メートルとしています。
- 明泉寺五重塔は能登半島地震で被害を受けましたか?
- はい。相輪の一部が破損し、上部の石材がややねじれました(東京文化財研究所)。
- 明泉寺の読み方は?
- 「みょうせんじ」です(文化庁)。
- 明泉寺五重塔が重要文化財に指定されたのはいつですか?
- 昭和49年(1974年)5月21日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 明泉寺五重塔(みょうせんじごじゅうのとう) |
|---|---|
| 所在地 | 石川県鳳珠郡穴水町字明千寺 |
| 指定区分 | 重要文化財(建造物) |
| 指定年 | 昭和49年(1974年)5月21日指定 |
| 員数 | 1基(附 旧初重壁石1個) |
| 寸法 | 石造五重塔、総高約6.68m |
| 所有者 | 明泉寺 |
| 公開状況 | 拝観の案内なし(2024年の地震で被災) |
参考文献
- 明泉寺五重塔(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/816
- 三次元計測に基づく明泉寺五重塔の石材伝承経緯の検討(東京文化財研究所『保存科学』65)
- https://www.tobunken.go.jp/ccr/pdf/65/6509.pdf
最終更新日: 2026.10.16