南九州市知覧とは:石垣と生垣が連なる薩摩藩の麓の武家町
南九州市知覧(みなみきゅうしゅうしちらん)は、鹿児島県南九州市知覧町にある、薩摩藩政時代の外城の一つ、知覧麓の武家町で、昭和56年(1981年)11月30日に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。
文化庁の記録では、種別は武家町、面積は18.6ヘクタールで、選定基準は「伝統的建造物群及び地割がよく旧態を保持しているもの」にあたる。
重要伝統的建造物群保存地区は、市町村が定めた伝統的建造物群保存地区のうち、国が特に価値が高いものとして選定する制度で、個別の建物の指定とは仕組みが異なる。
南九州市知覧の成り立ち
文化庁の解説によると、知覧麓は薩摩藩政時代に113の外城の一つとして、知覧島津氏(佐多氏)の私領地だった。江戸時代中期に整備されたと伝えられる。
領主の御仮屋を中心とした道路の割り付けが昔の姿をよく保っている。
南九州市知覧の見どころ
文化庁によると、通りに面した石垣の上に生垣が連なり、庭園都市的なつくりになっている。
石垣の上に刈り込まれた生垣が続く通りを歩くことで、町全体が一つの庭のように整えられた武家町の姿を体感できる。
南九州市知覧の見学方法
保存地区の通りは自由に歩いて見学できる。武家屋敷の庭園の見学については、知覧武家屋敷庭園(0993-58-7878)に問い合わせたい。
保存地区の住宅には現在も人が暮らしているため、見学の際は住民の生活に配慮したい。
Q&A
- 南九州市知覧はいつ重要伝統的建造物群保存地区に選定されましたか?
- 昭和56年(1981年)11月30日に選定されました。
- 知覧麓とは何ですか?
- 薩摩藩の113の外城の一つで、知覧島津氏(佐多氏)の私領地だった麓の武家町です。
- 知覧の保存地区の面積は?
- 18.6ヘクタールです。
- 知覧の町並みの特徴は?
- 通りに面した石垣の上に生垣が連なる、庭園都市的なつくりです。
- 知覧の武家屋敷の町並みはいつ整備されたのですか?
- 文化庁によると、江戸時代中期に整備されたと伝えられています。
基本情報
| 名称 | 南九州市知覧(みなみきゅうしゅうしちらん) |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県南九州市知覧町 |
| 指定区分 | 重要伝統的建造物群保存地区(武家町) |
| 指定年 | 昭和56年(1981年)11月30日選定 |
| 員数 | 文化庁データベースに記載なし |
| 寸法 | 面積18.6ヘクタール |
| 所有者 | 文化庁の記録に記載なし |
| 公開状況 | 通りは自由に散策可 |
参考文献
- 文化庁 国指定文化財等データベース「南九州市知覧」
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/103/40
- 文化遺産オンライン「南九州市知覧」
- https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/125357
- 知覧武家屋敷庭園 有限責任事業組合
- https://chiran-bukeyashiki.com/
最終更新日: 2026.09.28