旧曽木発電所本館とは:丸窓と欠円アーチの窓が並ぶ煉瓦造の発電所

旧曽木発電所本館(きゅうそぎはつでんしょほんかん)は、鹿児島県伊佐市大口にある明治42年(1909年)建設の煉瓦造の水力発電所の本館で、平成18年(2006年)3月2日に登録有形文化財に登録された。

文化庁の記録では、煉瓦造、面積652平方メートルで、所有者は国(国土交通省)である。登録基準は「造形の規範となっているもの」である。

文化庁は、九州南部の大規模な煉瓦建築として最初期のものとしている。

旧曽木発電所本館の構造

文化庁の解説によると、市の南部に位置する旧水力発電所の施設で、発電機棟と、それに直交する事務棟からなる。

外壁はイギリス積みとし、上部を欠円アーチとした開口部を密に並べる。妻には丸窓を設け、コーニスを階段状につくるなど変化を付けている。

旧曽木発電所本館の見どころ

ダム湖の水位が下がると、欠円アーチの窓が並ぶ煉瓦の壁と、丸窓を設けた妻が水面から姿を現す。

鶴田ダム管理所によると、1966年に湖底に沈んだあと、2004年から2010年にかけて鉄骨による補強や煉瓦の補修が行われた。

旧曽木発電所本館の見学方法

本館は通常、対岸の展望公園から見学する。

見学方法や保存の歩みは、旧曽木発電所のグループページにまとめている。

Q&A

Q旧曽木発電所本館はいつ建てられたのですか?
A明治42年(1909年)に建てられました。
Q旧曽木発電所本館の構成は?
A発電機棟と、それに直交する事務棟からなります。
Q旧曽木発電所本館の外観の特徴は?
Aイギリス積みの煉瓦壁に欠円アーチの開口部を密に並べ、妻に丸窓を設けています。
Q旧曽木発電所本館の価値は?
A九州南部の大規模な煉瓦建築として最初期のものです。
Q旧曽木発電所本館はいつ見られますか?
A渇水期の5月から9月に姿を現し、対岸の展望公園から見学します。

基本情報

名称旧曽木発電所本館(きゅうそぎはつでんしょほんかん)
所在地鹿児島県伊佐市大口宮人地内
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成18年(2006年)3月2日登録
員数1棟
寸法煉瓦造、面積652平方メートル
所有者国(国土交通省)
公開状況対岸の展望公園から見学

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「旧曽木発電所本館」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00005389
文化遺産オンライン「旧曽木発電所本館」
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/118467
国土交通省 鶴田ダム管理所「曽木発電所遺構」
https://www.qsr.mlit.go.jp/turuta/go/sogi.html

最終更新日: 2026.09.28