南洲神社電燈とは:旧集成館が製造した鋳鉄製の電燈一対

南洲神社電燈(なんしゅうじんじゃでんとう)は、鹿児島県鹿児島市上竜尾町の南洲神社にある大正2年(1913年)製作の鋳鉄製の電燈一対で、平成18年(2006年)10月18日に登録有形文化財に登録された。

文化庁の記録では、鉄製2基、高さ4.4メートルで、所有者は宗教法人南洲神社である。登録基準は「造形の規範となっているもの」である。

文化庁によると、近代日本の礎となった旧集成館が製造した数少ない遺構である。

南洲神社電燈の構造

文化庁の解説によると、南洲神社拝殿の参道の石段を登った両脇に一対で立つ。高さ4.4メートルの鋳鉄製で、柱脚は六角形の断面、柱頭は六方に開いた花弁状の飾りとし、各接合部には繰形などの装飾を付ける。

南洲神社電燈の見どころ

鹿児島県神社庁によると、南洲神社は西郷隆盛命と、桐野利秋命以下の薩軍戦没者6800柱を祀る。大正2年(1913年)10月に社殿が竣工した。

昭和20年(1945年)7月31日の戦災で本社、摂社、社務所などはことごとく焼失したが、電燈は残った。六方に開く花弁状の柱頭と、接合部の繰形の装飾に注目したい。

南洲神社電燈の見学方法

電燈は参道にあり、参拝の際に見ることができる。

鹿児島県神社庁によると、例祭の前日(9月23日)には、南洲翁ゆかりの遺跡をめぐる伝統行事「セゴドンのエンコ」が行われる。

Q&A

Q南洲神社電燈はいつ作られたのですか?
A大正2年(1913年)の製作です。
Q南洲神社電燈を製造したのは?
A文化庁によると、旧集成館が製造しました。
Q南洲神社電燈の大きさは?
A鋳鉄製で、高さ4.4メートルです。
Q南洲神社電燈の意匠の特徴は?
A六角形断面の柱脚と、六方に開いた花弁状の柱頭をもち、接合部に繰形の装飾を付けています。
Q南洲神社には誰が祀られていますか?
A西郷隆盛命と、桐野利秋命以下の薩軍戦没者6800柱です。

基本情報

名称南洲神社電燈(なんしゅうじんじゃでんとう)
所在地鹿児島県鹿児島市上竜尾町2-1
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成18年(2006年)10月18日登録
員数2基
寸法鉄製、高さ4.4メートル
所有者宗教法人南洲神社
公開状況参道で見学可

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「南洲神社電燈」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00005776
文化遺産オンライン「南洲神社電燈」
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/118654
鹿児島県神社庁「南洲神社」
https://www.kagojinjacho.or.jp/shrine-search/area-kagoshima/%E9%B9%BF%E5%85%90%E5%B3%B6%E5%B8%82/984/

最終更新日: 2026.09.28