旧近藤邸とは

旧近藤邸は、神奈川県藤沢市鵠沼東にある大正14年(1925年)の遠藤新の設計による別荘で、平成14年(2002年)8月21日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「きゅうこんどうてい」。

水平線を強調した旧近藤邸の外観
水平線を強調した旧近藤邸の外観Suikotei / CC BY 4.0 / Wikimedia Commons

文化庁の記録では、木造2階建、スレート葺で、建築面積173平方メートル。昭和56年(1981年)に移築されている。登録番号は14-0068である。

辻堂から移した遠藤新の別荘

旧近藤邸は、藤沢市内の辻堂東海岸から移築して保存した実業家の別荘で、設計は遠藤新である(文化庁)。神奈川県観光協会によれば、関東大震災の直後の大正14年(1925年)に辻堂の松林に建てられ、遠藤新はフランク・ロイド・ライトに6年間師事した建築家である。

木造で平面はT字形となり、交差部を一部2階建として屋上の露台に続ける(文化庁)。外観は下見板張りや軒板などで水平線を強調し、庭側のテラスや建具などにライト風の意匠が顕著に見られる。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、水平線を強調した造形やライト風の意匠を評価し、「造形の規範となっているもの」に登録した。

見どころ

水平線を強調した下見板張りと軒板、屋上の露台、庭側のテラスと建具のライト風の意匠が見どころである(文化庁)。

見学について

藤沢市が所有する(文化庁)。神奈川県観光協会の案内では、時間は9時から17時、月曜日(休日の場合は開館)と休日の翌日、12月28日から1月4日が休みで、JR東海道線・小田急線の藤沢駅から徒歩10分である。最新の情報は事前に確認したい。

Q&A

Q旧近藤邸はいつ建てられましたか?
A大正14年(1925年)で、昭和56年(1981年)に移築されています(文化庁)。
Q設計者は?
Aフランク・ロイド・ライトに師事した遠藤新です(文化庁、神奈川県観光協会)。
Qどんな特徴がありますか?
AT字形の平面で、水平線を強調した外観にライト風の意匠が見られます(文化庁)。
Q最寄り駅は?
A藤沢駅から徒歩10分です(神奈川県観光協会)。
Q旧近藤邸が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成14年(2002年)8月21日です(文化庁)。

基本情報

名称旧近藤邸(きゅうこんどうてい)
所在地神奈川県藤沢市鵠沼東8-1
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成14年(2002年)8月21日登録
員数1棟
寸法木造2階建、スレート葺、建築面積173㎡
所有者藤沢市
公開状況JR東海道線・小田急線 藤沢駅から徒歩10分(神奈川県観光協会)

参考文献

旧近藤邸(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00002894
旧近藤邸(神奈川県観光協会)
https://kanagawa-kankou.or.jp/kanagawayokohamadc/spot/709

最終更新日: 2026.10.23