太田家住宅とは

太田家住宅は、熊本県球磨郡多良木町多良木にある江戸時代末期(1830〜1867年)の茅葺の民家で、昭和48年(1973年)2月23日に国の重要文化財に指定された。読みは「おおたけじゅうたく」。棟を二度折り曲げた複雑な屋根をもつ(文化庁)。

文化庁の記録では、十二畳(床・仏壇付き)、十二畳半(押入2か所付き)、六畳、十二畳半、土間、板間、縁からなり、折れ曲がりの寄棟造・茅葺で、東面の庇と土間が附属する。所有者は多良木町である。

人吉球磨の日本遺産

人吉球磨日本遺産活用協議会によれば、太田家住宅は江戸時代後期に建てられたと伝わる住宅で、家づくりの規制が厳しかった時代に、鉤型に棟を増やして住宅の広さを確保した特徴がある。幕末には焼酎を製造していたという記録が残る。

太田家住宅は、人吉球磨の日本遺産を構成する文化財の一つとして紹介されている(人吉球磨日本遺産活用協議会)。

重要文化財としての価値

太田家住宅は昭和48年(1973年)に重要文化財に指定された。文化庁の解説によれば、棟を二度折り曲げた複雑な屋根をしているが、境家住宅などと同じ別棟系統の民家で、そのかなり発達した例であり、比較的大型で質がよい。

見どころ

太田家住宅の屋根は棟を二度折り曲げた寄棟造・茅葺で、外から見ると茅葺の屋根が鉤の手に連なっている(文化庁)。

内部は十二畳や十二畳半の座敷に土間と板間、縁が付く(文化庁)。人吉球磨日本遺産活用協議会は、規制の厳しい時代に鉤型に棟を増やして広さを確保した工夫を、この住宅の特徴として紹介している。

見学について

太田家住宅の所在地は多良木町多良木447-4。公開の日時について公的な案内は見当たらなかったため、見学を希望する場合は多良木町教育委員会(電話0966-42-1267)に確かめたい(人吉球磨日本遺産活用協議会)。

Q&A

Q太田家住宅はいつ建てられましたか?
A文化庁は江戸時代末期とし、人吉球磨日本遺産活用協議会は江戸時代後期に建てられたと伝わるとしています。
Q太田家住宅の読み方は?
A「おおたけじゅうたく」です(文化庁)。
Q太田家住宅の屋根の特徴は?
A棟を二度折り曲げた寄棟造・茅葺の複雑な屋根です(文化庁)。
Q太田家住宅はどんな家でしたか?
A幕末には焼酎を製造していた記録が残ります(人吉球磨日本遺産活用協議会)。
Q太田家住宅が重要文化財に指定されたのはいつですか?
A昭和48年(1973年)2月23日です。

基本情報

名称太田家住宅(おおたけじゅうたく)
所在地熊本県球磨郡多良木町大字多良木字中仁原447番地1
指定区分重要文化財(建造物)
指定年昭和48年(1973年)2月23日指定
員数1棟
寸法十二畳、十二畳半、六畳、十二畳半、土間、板間、縁よりなる、折曲り寄棟造、茅葺、東面庇及び土間附属
所有者多良木町
公開状況公開日時は多良木町教育委員会に要確認

参考文献

太田家住宅(熊本県球磨郡多良木町)(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/3581
24.太田家住宅(日本遺産 人吉球磨)
https://hitoyoshi-kuma-heritage.jp/story1/ohtake/

最終更新日: 2026.10.07