大聖寺宮御殿とは

大聖寺宮御殿は、京都市上京区の尼門跡寺院、大聖寺の境内にある江戸後期(文政8年(1825年)ごろ改修)の木造平屋建の御殿で、平成23年(2011年)1月26日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「だいしょうじみやごてん」。

文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺、建築面積322平方メートル。登録番号は26-0352で、所有者は宗教法人大聖寺である。大聖寺の本堂・宮御殿・残月亭・渡り廊下・玄関・表門・高塀・東面築地・南面築地の9件が同じ日に登録された(文化庁)。

登録有形文化財としての価値

大聖寺宮御殿は「造形の規範となっているもの」として登録された。文化庁の解説は、近世の尼門跡寺院の御殿の形態を伝える建物と評価している。

見どころ

大聖寺宮御殿は境内の中央に南面して建ち、入母屋造の西棟と、東に続く切妻造の東棟からなる(文化庁)。

西棟は床や違棚を構える主室ほか4室を田の字型に配し、周囲に畳縁を設ける。東棟は前後の列に各4室を並べ、数寄屋風の意匠になる(文化庁)。皇女が住まいとした尼門跡の御殿の構成が、二つの棟に分かれて残っている。

見学について

観光庁の多言語解説文によれば、大聖寺は現在も尼寺として営まれ、一般には公開されていない。特別展の際に限って公開される。外観は烏丸通や南側の小路から表門と築地塀を見ることができる。所在地は京都市上京区烏丸通上立売下る御所八幡町109-1。

Q&A

Q大聖寺宮御殿はいつ建てられましたか?
A江戸後期で、文政8年(1825年)ごろに改修されています(文化庁)。
Q大聖寺宮御殿の構成は?
A入母屋造の西棟と切妻造の東棟からなります(文化庁)。
Q大聖寺宮御殿はなぜ貴重なのですか?
A近世の尼門跡寺院の御殿の形態を伝えるからです(文化庁)。
Q大聖寺宮御殿が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成23年(2011年)1月26日です。
Q大聖寺宮御殿は見学できますか?
A大聖寺は通常非公開で、特別展の際に限って公開されます(観光庁)。表門と築地塀は通りから見られます。

基本情報

名称大聖寺宮御殿(だいしょうじみやごてん)
所在地京都府京都市上京区烏丸通上立売下る御所八幡町109-1
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成23年(2011年)1月26日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、瓦葺、建築面積322平方メートル
所有者宗教法人大聖寺
公開状況通常非公開(特別展時に公開)

参考文献

大聖寺宮御殿(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00008500
Daishoji Temple(観光庁 多言語解説文データベース)
https://www.mlit.go.jp/tagengo-db/en/R2-01451.html

最終更新日: 2026.10.07