妙華寺本堂とは

妙華寺本堂は、三重県津市久居二ノ町にある真宗高田派の寺・法苑院妙華寺の本堂で、安政4年(1857年)に建てられた木造平屋建の仏堂であり、平成16年(2004年)11月8日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「みょうげじほんどう」(文化庁)。

文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺、建築面積264平方メートルで、登録番号は24-0051、所有者は宗教法人法苑院妙華寺である。

久居の城下町と妙華寺

津市によれば、寛文9年(1669年)、津藩2代藩主藤堂高次が隠居する際に次男高通に5万石を分けて支藩の久居藩が立ち、翌寛文10年に高通は野辺野の高台に陣屋と城下町を整えた。

妙華寺によれば、寺は寛文9年に津城下の南の野辺野に造成された城下町に、藤堂家の姻戚寺院として寺領を受けて真宗高田派の寺院として建立された。本堂は多くの門徒の助力で建てられ、何度かの修復を経ている(妙華寺)。

登録有形文化財としての価値

妙華寺本堂は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、向拝の装飾的な構成や錣葺(しころぶき)の屋根など特徴ある外観をもち、地域の歴史景観に欠かせない建物と評価している。

見どころ

文化庁によれば、桁行5間、梁間6間半の主体部は、表側を大間(参詣者の座る広間)、奥を中央の内陣と両脇の余間、後堂に区画し、両側面後方の下屋を楽の間とする。真宗寺院の本堂らしい間取りである。

妙華寺本堂の屋根は寄棟造、桟瓦葺で、上下で勾配を折り変える錣葺とする。正面の向拝は装飾的に構成されている(文化庁)。

参拝について

妙華寺本堂では報恩講や春秋の彼岸会、千部会などの法要が営まれ、法話も行われる(妙華寺)。所在地は津市久居二ノ町1743で、近鉄久居駅から南へ約700メートル、徒歩7分(妙華寺)。

寺院のため、拝観を希望する場合は事前に寺に問い合わせたい(059-255-2846)。

Q&A

Q妙華寺本堂はいつ建てられましたか?
A安政4年(1857年)です(文化庁)。
Q妙華寺はいつ創建されましたか?
A寛文9年(1669年)、久居の城下町が造成された際に藤堂家の姻戚寺院として建立されました(妙華寺)。
Q宗派は?
A真宗高田派です(妙華寺、文化庁)。
Q屋根の特徴は?
A寄棟造、桟瓦葺で、勾配を折り変える錣葺とし、正面に装飾的な向拝を付けます(文化庁)。
Q妙華寺本堂が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成16年(2004年)11月8日です。

基本情報

名称妙華寺本堂(みょうげじほんどう)
所在地三重県津市久居二ノ町1743
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成16年(2004年)11月8日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、瓦葺、建築面積264平方メートル
所有者宗教法人法苑院妙華寺
公開状況寺院、拝観は寺に要問い合わせ

参考文献

妙華寺本堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00004365
法苑院 妙華寺(公式サイト)
https://myoke-ji.com/
「久居」の歴史 早わかり編・ものしり編(津市)
https://www.info.city.tsu.mie.jp/www/sp/contents/1576220964494/index.html

最終更新日: 2026.10.11