上野市上水道水源地送水機関室とは

上野市上水道水源地送水機関室は、三重県伊賀市小田町にある、昭和11年(1936年)に旧上野市で初めて上水道が布設された際に建てられた鉄筋コンクリート造平屋建の送水施設で、平成8年(1996年)12月20日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「うえのしじょうすいどうすいげんちそうすいきかんしつ」(文化庁、伊賀市)。

文化庁の記録では、鉄筋コンクリート造平屋建、トタン葺、建築面積81平方メートルで、登録番号は24-0001。三重県で最初に登録された有形文化財(建造物)で、所有者は伊賀市である。

上野に近代水道が布設された頃

伊賀市によれば、この建物は昭和11年に上野市に初めて上水道が布設された時のもので、その後長く送水機関室として使われた。背面には水を汲み上げる円筒形の井戸などが接続し、水源地から市街へ水を送る役割を担った(文化庁、伊賀市)。

登録有形文化財としての価値

上野市上水道水源地送水機関室は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、様式にとらわれない素朴な意匠をもつ機関室と評価している。

見どころ

文化庁によれば、外観は腰壁を石張りとして基壇のように見せ、バルコニーをもつ玄関ポーチと、上部を半円形とした窓枠を備える。

伊賀市は、平屋建てながら玄関上部のバルコニーなどの意匠によって、外観が2階建てのように見える点を特徴に挙げる。

見学について

上野市上水道水源地送水機関室は伊賀市が所有する水道関係の施設で、所在地は伊賀市小田町沢ノ谷646。一般公開の情報は確認できないため、見学を希望する場合は伊賀市に問い合わせたい。

Q&A

Q上野市上水道水源地送水機関室はいつ建てられましたか?
A昭和11年(1936年)、上野市に初めて上水道が布設された時です(伊賀市)。
Qどんな役割の建物でしたか?
A水源地から水を送るポンプなどを収めた送水機関室で、背面に汲み上げ用の円筒形の井戸が接続します(文化庁)。
Q外観の特徴は?
A石張りの腰壁、バルコニー付きの玄関ポーチ、上部半円形の窓枠で、平屋ながら2階建てのように見えます(文化庁、伊賀市)。
Q三重県で最初の登録有形文化財ですか?
Aはい。登録番号24-0001で、三重県で最初に登録された建造物です(文化庁)。
Q上野市上水道水源地送水機関室が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成8年(1996年)12月20日です。

基本情報

名称上野市上水道水源地送水機関室(うえのしじょうすいどうすいげんちそうすいきかんしつ)
所在地三重県伊賀市小田町沢ノ谷646
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成8年(1996年)12月20日登録
員数1棟
寸法鉄筋コンクリート造平屋建、トタン葺、建築面積81平方メートル
所有者伊賀市
公開状況一般公開の情報なし

参考文献

上野市上水道水源地送水機関室(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000052
指定・登録文化財のご紹介(伊賀市)
https://www.city.iga.lg.jp/0000003870.html
国登録有形文化財一覧(伊賀市、PDF)
https://www.city.iga.lg.jp/cmsfiles/contents/0000003/3870/kunitouroku.pdf

最終更新日: 2026.10.11