海老喜味噌醤油仕込蔵とは

海老喜味噌醤油仕込蔵は、宮城県登米市登米町寺池にある江戸時代末期、平成24年(2012年)改修の敷地で最も古い仕込蔵で、平成30年(2018年)5月10日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「えびきみそしょうゆしこみぐら」。

文化庁の記録では、土蔵造平屋建、金属板葺で、建築面積は82平方メートル。登録番号は04-0154である。

創業時の商いを伝える蔵

海老喜は、登米の旧城下町にある味噌・醤油の醸造を営んできた商家で、敷地内の8棟が登録有形文化財になっている(文化庁)。味噌醤油仕込蔵は主屋の背面に東西棟で建つ江戸時代末期の蔵で、敷地内で最も古い建物である。

外壁は漆喰塗で腰を海鼠壁とし、主屋と作業場への戸口2か所を開く。柱を半間ごとに立て、小屋組は曲梁を用いた和小屋と登梁を交互に架けて、高い作業の空間を確保している(文化庁)。文化庁は、創業時の商いの様子をよく留めるとしている。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、この仕込蔵を「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。

見どころ

曲梁の和小屋と登梁を交互に架けた小屋組と、腰の海鼠壁が見どころである(文化庁)。

見学について

所有者は文化庁の記録に記載がない。海老喜の公式サイトによれば、今も同じ所在地で味噌と醤油を造り、売っている。海老喜と登米市の案内では、旧酒蔵を使った「蔵の資料館」は9時から17時の開館で入館料は200円、旧醤油仕込蔵(海老喜ホール)は団体専用・予約制の食事の場である。ほかの建物の内部の公開の案内はない。8件は海老喜のページにまとめている。

Q&A

Q仕込蔵はいつ建てられましたか?
A江戸時代末期です(文化庁)。
Q敷地の中での位置づけは?
A最も古い建物です(文化庁)。
Q小屋組の特徴は?
A曲梁の和小屋と登梁を交互に架けます(文化庁)。
Qどんな意味がありますか?
A創業時の商いの様子をよく留めます(文化庁)。
Q海老喜味噌醤油仕込蔵が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成30年(2018年)5月10日です(文化庁)。

基本情報

名称海老喜味噌醤油仕込蔵(えびきみそしょうゆしこみぐら)
所在地宮城県登米市登米町登米字寺池三日町22
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成30年(2018年)5月10日登録
員数1棟
寸法土蔵造平屋建、金属板葺、建築面積82㎡
所有者不明(文化庁データベースに記載なし)
公開状況公開の公的な案内なし

参考文献

海老喜味噌醤油仕込蔵(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00012274
蔵の資料館(創業天保四年 海老喜)
https://ebiki.com/?mode=f3
歴史を訪ねる(登米市)
https://www.city.tome.miyagi.jp/kanko/tourism/see/rekishi/index.html

最終更新日: 2026.10.28