野沢温泉ロッヂとは
野沢温泉ロッヂは、長野県下高井郡野沢温泉村豊郷にある昭和44年(1969年)のスキーロッヂで、令和7年(2025年)3月13日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「のざわおんせんろっぢ」。
文化庁の記録では、木造及び鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建、鉄板葺で、建築面積79平方メートル。平成26年(2014年)に改修されている。登録番号は20-0668である。
長坂ゲレンデ脇のドングリ形の山荘
野沢温泉ロッヂは、長坂ゲレンデの脇に建つ木造3階建のスキーロッヂで、設計は吉阪隆正+U研究室である(文化庁)。正六角形を基本とする平面に、外観はドングリ形とし、緑色の鉄板を張った外壁の随所に窓を開ける。
内部は中心に螺旋階段を置き、その外周にスキップフロアで部屋を並べる(文化庁)。文化庁の近代建築の調査報告によれば、スキー技術を学ぶための宿泊施設として建てられ、階段まわりの柱は通し柱にせず、外周の柱も形に合わせて階ごとに傾けるなど、複雑な架構をもつ。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、複雑で独創的な構成の山荘建築として、「造形の規範となっているもの」に登録した。同じ調査報告は、雪が自然に滑り落ちる鋼板の屋根と外壁など、3メートルを超える積雪への工夫も挙げている。
見どころ
ドングリ形の外観と緑色の鉄板の外壁、中心の螺旋階段に注目したい(文化庁)。
見学について
文化庁の調査報告によれば、平成26年(2014年)に現在の所有者が建物を引き継ぎ、改装されていた内部を当時の空間構成に戻した。用途は宿泊施設とされている。
Q&A
- 野沢温泉ロッヂはいつ建てられましたか?
- 昭和44年(1969年)です(文化庁)。
- 野沢温泉ロッヂを設計したのは誰ですか?
- 吉阪隆正+U研究室です(文化庁)。
- 野沢温泉ロッヂの特徴は?
- ドングリ形の外観と、中心の螺旋階段の周りにスキップフロアで部屋を並べる構成です(文化庁)。
- 野沢温泉ロッヂはいつ登録有形文化財になりましたか?
- 令和7年(2025年)3月13日です(文化庁)。
- 野沢温泉ロッヂが登録有形文化財になったのはいつですか?
- 令和7年(2025年)3月13日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 野沢温泉ロッヂ(のざわおんせんろっぢ) |
|---|---|
| 所在地 | 長野県下高井郡野沢温泉村大字豊郷字大ナデ7812-2他 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 令和7年(2025年)3月13日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造及び鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建、鉄板葺、建築面積79㎡ |
| 所有者 | 不明(文化庁データベースに記載なし) |
| 公開状況 | 宿泊施設(見学の案内なし) |
参考文献
- 野沢温泉ロッヂ(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00015314
- 野沢温泉ロッヂ(文化庁 近代の文化遺産の保存と活用)
- https://www.bunka.go.jp/kindai/kenzoubutsu/research/nagano/013/index.html
- 令和6年度 国・県指定等文化財(長野県)
- https://www.pref.nagano.lg.jp/bunkashinko/bunkazai/documents/bunkazair6.pdf
最終更新日: 2026.10.16