般若寺とは
般若寺は、奈良県奈良市般若寺町にある寺で、文永年間(1264〜1274年)ごろの楼門が昭和28年(1953年)に国の国宝に指定され、建長5年(1253年)の十三重塔と鎌倉時代後期の経蔵の2件が国の重要文化財に指定されている(文化庁)。楼門と十三重塔は明治期に旧法でも指定されている。

文化庁の解説によれば、般若寺は高句麗の僧慧潅法師が精舎「般若台」を開いたのに始まり、のちに聖武天皇が伽藍を整えて勅願寺としたと伝える。鎌倉時代に復興され、建長5年ごろに石造十三重塔が完成し、文永4年(1267年)には叡尊の発願による文殊像が供養された。
3件の構成
楼門は一間一戸の珍しい楼門で、ほとんど和様からなるが、肘木の鼻に大仏様の影響を受けた繰形をもつ、鎌倉時代の異色ある楼門である(文化庁)。
十三重塔は鎌倉時代の復興で建てられた石造の塔で、旧石造相輪と旧銅製相輪もあわせて指定されている。経蔵はその背後に西面して建つ簡素な切妻造の建物で、中世の経蔵として数少ない遺構の一つである(文化庁)。各件の構造は、それぞれのページで扱っている。
見学について
拝観の時間と拝観料について、公的な案内は確認できなかった。
参考文献
- 般若寺楼門(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2498
- 般若寺十三重塔(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2497
- 般若寺経蔵(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2499
最終更新日: 2026.10.23
基本情報
| 名称 | 般若寺 |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県奈良市般若寺町 |
| 所有者 | 般若寺 |
| 指定 | 国宝 1件・重要文化財 2件 |
| 座標 | 34.69979, 135.83609 |