井風呂谷川砂防三号堰堤とは

井風呂谷川砂防三号堰堤は、岡山県総社市見延にある明治33年(1900年)ごろ、明治44年(1911年)ごろと昭和初期に嵩上げの岡山県を代表する石積の砂防堰堤で、平成14年(2002年)2月14日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「いぶろだにがわさぼうさんごうえんてい」。

文化庁の記録では、石造の堰堤で、堤長は73メートル、堤高は11メートル。登録番号は33-0055である。

巨石の空積と嵩上げ

井風呂谷川砂防三号堰堤は、高梁川に注ぐ槙谷川の支川・井風呂谷川の中流域にある砂防堰堤である(文化庁)。明治33年(1900年)ごろに巨石の空積で曲線の平面に築かれ、その緩い勾配の法面の上に、明治44年(1911年)ごろと昭和初期に空積と練積の堰堤が嵩上げされた。

総高は約12メートル、堤長は70メートルを超える大規模な造りである(文化庁)。国土交通省の資料によれば、井風呂谷川には宇野圓三郎の指導で23基の砂防堰堤が造られた。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、この堰堤を「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。

見どころ

巨石を空積にした曲線の堰堤と、その上に重ねた嵩上げの石積が見どころである(文化庁)。

見学について

国(国土交通省)が所有する(文化庁)。文化庁は、公園施設として広く市民に親しまれているとしている。公開の時間などについて公的な案内は確認できなかった。

Q&A

Q堰堤はいつ築かれましたか?
A明治33年(1900年)ごろで、明治44年ごろと昭和初期に嵩上げされました(文化庁)。
Q大きさは?
A総高約12メートル、堤長70メートルあまりです(文化庁)。
Q誰の指導で造られましたか?
A井風呂谷川の砂防堰堤は宇野圓三郎の指導で造られました(国土交通省)。
Q今はどう使われていますか?
A公園施設として親しまれています(文化庁)。
Q井風呂谷川砂防三号堰堤が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成14年(2002年)2月14日です(文化庁)。

基本情報

名称井風呂谷川砂防三号堰堤(いぶろだにがわさぼうさんごうえんてい)
所在地岡山県総社市見延地内
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成14年(2002年)2月14日登録
員数1棟
寸法石造堰堤、堤長73m、堤高11m
所有者国(国土交通省)
公開状況公園施設として親しまれている(文化庁)

参考文献

井風呂谷川砂防三号堰堤(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00002682
明治期の砂防施設(国土交通省 インフラツーリズム)
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/infratourism/assets/pdf/meiji/tyugoku014.pdf

最終更新日: 2026.10.26