金剛寺大日堂とは

金剛寺大日堂は、埼玉県比企郡川島町大字中山の金剛寺の本堂の東に建つ江戸時代中期(1661〜1751年)の小さな仏堂で、令和3年(2021年)2月26日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「こんごうじだいにちどう」。

文化庁の記録では、木造平屋建、銅板葺、建築面積16平方メートルで、大正15年(1926年)と昭和55年(1980年)に改修されている。登録番号は11-202、所有者は金剛寺である。

登録有形文化財としての価値

金剛寺大日堂は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、外の小壁を古式な蟇股や彫刻で飾り、内部に壁画や天井画を残す仏堂としている。

東松山市観光協会は、大日堂を比企氏の位牌堂と紹介し、天井には狩野派の画風と伝えられる龍が描かれているとしている。

見どころ

大日堂は本堂の東に南を向いて建つ。正面1間、側面と背面2間の宝形造で、銅板で葺く。側廻りは角柱を切目長押と内法長押で固め、組物は舟肘木、軒は二軒の繁垂木とする(文化庁)。

内部は内陣と外陣の境に円柱を立て、組物を出三斗とする(文化庁)。外まわりの小壁に入った蟇股や彫刻は古い形式を示しており、小さな堂の外観を見るときの見どころになる。

見学について

金剛寺大日堂は寺の建物で、内部公開についての案内は見当たらない。外観を見る際も、寺の方や参拝者の妨げにならないよう配慮したい。

寺の由緒と所在地は、グループページ「金剛寺(川島町)」にまとめている。

Q&A

Q金剛寺大日堂はいつ建てられましたか?
A江戸時代中期(1661〜1751年)で、大正15年(1926年)と昭和55年(1980年)に改修されています(文化庁)。
Q金剛寺大日堂はどんな建物ですか?
A正面1間、側面と背面2間の宝形造銅板葺の小さな仏堂です(文化庁)。
Q金剛寺大日堂の内部には何がありますか?
A壁画や天井画が残っています(文化庁)。東松山市観光協会は、天井に狩野派の画風と伝えられる龍が描かれていると紹介しています。
Q金剛寺大日堂は何のための堂ですか?
A東松山市観光協会は、比企氏の位牌堂と紹介しています。
Q金剛寺大日堂が登録有形文化財になったのはいつですか?
A令和3年(2021年)2月26日です。同じ日に金剛寺山門も登録されました。

基本情報

名称金剛寺大日堂(こんごうじだいにちどう)
所在地埼玉県比企郡川島町大字中山字中廓1198
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年令和3年(2021年)2月26日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、銅板葺、建築面積16平方メートル
所有者金剛寺
公開状況寺院の堂(内部公開の情報なし)

参考文献

金剛寺大日堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00013690
清月山金剛寺(一般社団法人東松山市観光協会)
https://higashimatsuyama-kanko.com/kongouji/

最終更新日: 2026.10.14