旧マッケンジー住宅とは

旧マッケンジー住宅は、静岡県静岡市駿河区高松の海岸沿いにある昭和15年(1940年)の洋館で、平成9年(1997年)12月12日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「きゅうまっけんじーじゅうたく」。設計はウィリアム・メレル・ヴォーリズ。

文化庁の記録では、木造地上2階地下1階建、塔屋付、瓦葺、建築面積283平方メートル。登録番号は22-0007である。

茶貿易商と社会福祉家の家

静岡市によれば、旧マッケンジー住宅は、茶貿易商のダンカン・J・マッケンジーと社会福祉家のエミリー・M・マッケンジー夫妻の旧宅である。夫人は静岡市の名誉市民第1号でもある。

文化庁は、夫妻を日本茶の輸出に貢献し、さまざまな社会事業にも尽くした人物と紹介している。昭和47年(1972年)に夫人が帰国したのちは静岡市が所有し、市内に残る数少ない戦前の洋館のひとつとなっている(静岡市)。

登録有形文化財としての価値

旧マッケンジー住宅は「造形の規範となっているもの」として登録された。望楼を備えたスパニッシュスタイルの洋館で、赤瓦の屋根とモルタル塗りの白壁の対比が際立つ(文化庁)。

見どころ

旧マッケンジー住宅は、伊豆半島を望む駿河湾岸の広い敷地に建つ(文化庁)。木造2階建に地下1階と塔屋を備え、外から見ると赤い瓦屋根と白い壁、そして高く突き出た望楼が目に入る。

見学について

静岡市によれば、旧マッケンジー住宅の開館時間は平日が午前11時から午後7時、土日祝日が午前10時から午後8時。休館日は第2・第4火曜日と毎週水曜日(祝日を除く)で、入館料は無料。無料の駐車場が46台分ある。

しずてつジャストラインのバス石田街道線(下島経由東大谷行)で「浜敷地」下車、徒歩5分。車では東名高速道路の静岡インターから約10分(静岡市)。問い合わせは静岡市歴史文化課文化財保護係(電話054-221-1066)。

Q&A

Q旧マッケンジー住宅はいつ建てられましたか?
A昭和15年(1940年)です(文化庁)。
Q旧マッケンジー住宅は誰が設計しましたか?
Aウィリアム・メレル・ヴォーリズです(文化庁)。
Qマッケンジー夫妻はどんな人ですか?
A夫は茶貿易商、夫人は社会福祉家で、夫人は静岡市の名誉市民第1号です(静岡市)。
Q旧マッケンジー住宅は見学できますか?料金は?
A入館無料で、平日は午前11時から午後7時、土日祝日は午前10時から午後8時に開館しています。第2・第4火曜日と毎週水曜日が休館です(静岡市)。
Q旧マッケンジー住宅が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成9年(1997年)12月12日です(文化庁)。

基本情報

名称旧マッケンジー住宅(きゅうまっけんじーじゅうたく)
所在地静岡県静岡市駿河区高松2852
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成9年(1997年)12月12日登録
員数1棟
寸法木造地上2階地下1階建、塔屋付、瓦葺、建築面積283平方メートル
所有者静岡市
公開状況公開(入館無料。第2・第4火曜日、毎週水曜日休館)

参考文献

旧マッケンジー住宅(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000410
国登録有形文化財旧マッケンジー住宅(静岡市)
https://www.city.shizuoka.lg.jp/shisetsu/s0001110.html

最終更新日: 2026.10.14