北浜の大カヤノキとは:浜松市浜北のカヤの巨樹

北浜の大カヤノキ(きたはまのおおかやのき)は、静岡県浜松市浜名区本沢合に立つカヤの巨樹で、昭和29年(1954年)3月20日に国の天然記念物に指定された。

文化庁の記録では、指定基準は名木・巨樹・老樹などにあたる。管理団体は浜松市で、昭和57年(1982年)8月12日に定められた。浜松市は北浜の大カヤノキを浜北地域を代表する文化財の一つに挙げている。

カヤはイチイ科の常緑の針葉樹である。浜松市によると宮城県以南から四国・九州に生え、北浜の大カヤノキはカヤノキとして日本有数のものだという。

北浜の大カヤノキの大きさと指定の理由

文化遺産オンラインに載る指定時の説明によると、根元(地際)の周囲は16.5メートル、地上1.5メートルでの幹囲は6.75メートル、樹高は27メートルあった。

同じ説明は、根張りが広く、枝葉がよく茂って樹勢が盛んであるとし、カヤの大木として有数のものとまとめている。数値はいずれも指定当時のもので、現在の樹高や幹囲の公的な計測値は確認できなかった。

北浜の大カヤノキの見どころ:南へ伸びる大枝

浜松市によると、北浜の大カヤノキは高さ2.9メートルのところから南へ枝が分かれている。幹の南側に回ると、太い枝が低い位置から横へ張り出す様子がよく分かる。

根元にも目を向けたい。指定時に根元周囲16.5メートルと記録された根張りの広さは、地面から盛り上がる根の広がりとして確かめられる。

カヤの樹皮はなめらかな灰色で、若い枝は緑から赤褐色に変わる。葉はつやがあり、長さ2から3センチメートルで、枝の左右に2列に並ぶ。浜松市はこうした特徴を挙げている。

北浜の大カヤノキの見学方法

北浜の大カヤノキは浜松市浜名区本沢合にあり、管理団体の浜松市が保護している。浜松市の案内には、見学の時間や交通の記載はない。

見学の際は、樹木を保護する柵や根元の土を踏み固めないよう気をつけたい。問い合わせ先は浜松市文化財課(053-457-2466)である。

Q&A

Q北浜の大カヤノキはいつ天然記念物になりましたか?
A昭和29年(1954年)3月20日に国の天然記念物に指定されました。管理団体は浜松市です。
Q北浜の大カヤノキの大きさは?
A指定時の記録では、根元周囲16.5メートル、地上1.5メートルの幹囲6.75メートル、樹高27メートルでした。
Qカヤノキとはどんな木ですか?
Aイチイ科の常緑針葉樹で、宮城県以南から四国・九州に生えます。葉はつやがあり、長さ2から3センチメートルです。
Q北浜の大カヤノキはどこにありますか?
A静岡県浜松市浜名区本沢合にあります。
Q北浜の大カヤノキについての問い合わせ先は?
A浜松市文化財課(053-457-2466)です。

基本情報

名称北浜の大カヤノキ(きたはまのおおかやのき)
所在地静岡県浜松市浜名区本沢合
指定区分天然記念物
指定年昭和29年(1954年)3月20日指定
員数1本
寸法指定時:根元周囲16.5メートル、幹囲6.75メートル、樹高27メートル
所有者管理団体:浜松市
公開状況屋外にあり、外から見られる

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「北浜の大カヤノキ」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/401/1356
文化遺産オンライン「北浜の大カヤノキ」
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/161348
浜松市「北浜の大カヤノキ」
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/bunkazai/shitei/hamakita/hamakita/kayanoki.html
浜松市「浜名区(浜北地域)の紹介」
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/hk-shinko/ward/hamakitaku/hamakitatiiki-presen.html

最終更新日: 2026.09.27