東山荘別館とは
東山荘別館は、静岡県熱海市春日町にある昭和15年(1940年)の座敷を雁行させた数寄屋風の別館で、平成28年(2016年)8月1日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「とうざんそうべっかん」。
文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺一部銅板葺で、建築面積は152平方メートル。登録番号は22-0226である。
雁行する座敷と残月風の床
東山荘別館は、敷地の南西隅に建つ昭和15年(1940年)の木造平屋建で、海側となる東側に座敷を雁行に配し、西に廊下を廻らせる(文化庁)。
13畳の主室では、拭板と畳による2畳大の踏込床を残月風に仕立て、北に四半瓦敷の土縁を設ける。数寄屋風の意匠に太鼓斫の梁などによる野趣を備え、独特の趣を醸す(文化庁)。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、この別館を「造形の規範となっているもの」に登録した。
見どころ
海側に雁行する座敷と、残月風に仕立てた主室の踏込床が見どころである(文化庁)。
見学について
宗教法人世界救世教が所有する(文化庁)。世界救世教の関連団体である東方之光の記事によれば、地域の有志による東山荘保存会が一般公開の催しを開いており、定期的な公開が予定されている。見学の日程は保存会などの案内で確認したい。7棟は東山荘のページにまとめている。
Q&A
- 別館はいつ建てられましたか?
- 昭和15年(1940年)です(文化庁)。
- 座敷の配置は?
- 海側の東側に雁行に配しています(文化庁)。
- 主室の特徴は?
- 2畳大の踏込床を残月風に仕立てます(文化庁)。
- どこに建っていますか?
- 敷地の南西隅です(文化庁)。
- 東山荘別館が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成28年(2016年)8月1日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 東山荘別館(とうざんそうべっかん) |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県熱海市春日町1712-1 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成28年(2016年)8月1日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造平屋建、瓦葺一部銅板葺、建築面積152㎡ |
| 所有者 | 宗教法人世界救世教 |
| 公開状況 | 保存会の公開の催しで公開(東方之光) |
参考文献
- 東山荘別館(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00011141
- 熱海 東山荘で「観月会」 一般初公開を記念して(東方之光)
- https://tohonohikari.or.jp/topics/%E7%86%B1%E6%B5%B7-%E6%9D%B1%E5%B1%B1%E8%8D%98%E3%81%A7%E3%80%8C%E8%A6%B3%E6%9C%88%E4%BC%9A%E3%80%8D.php
最終更新日: 2026.10.26