東山荘離れとは
東山荘離れは、静岡県熱海市春日町にある昭和10年(1935年)ごろの本館と渡廊下で結ぶ数寄屋の応接棟で、平成28年(2016年)8月1日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「とうざんそうはなれ」。
文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺一部銅板葺で、建築面積は47平方メートル。登録番号は22-0225である。
多様な丸太を使った応接室
東山荘離れは、敷地の北端に東西棟で建ち、本館と渡廊下でつながる、15畳大の応接室と玄関などからなる独立棟である(文化庁)。
軸部や軒に多様な樹種の丸太を使い、応接室の主体部を船底天井、周囲を網代天井などとする数寄屋の意匠で上品にまとめる。一方で、出窓風の長椅子などに当時の住宅の潮流も示す(文化庁)。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、この離れを「造形の規範となっているもの」に登録した。
見どころ
多様な樹種の丸太と、船底天井・網代天井の応接室が見どころである(文化庁)。
見学について
宗教法人世界救世教が所有する(文化庁)。世界救世教の関連団体である東方之光の記事によれば、地域の有志による東山荘保存会が一般公開の催しを開いており、定期的な公開が予定されている。見学の日程は保存会などの案内で確認したい。7棟は東山荘のページにまとめている。
Q&A
- 離れはいつ建てられましたか?
- 昭和10年(1935年)ごろです(文化庁)。
- どんな建物ですか?
- 15畳大の応接室と玄関などからなる独立棟です(文化庁)。
- 天井の特徴は?
- 主体部を船底天井、周囲を網代天井などとします(文化庁)。
- 本館とのつながりは?
- 渡廊下で結ばれています(文化庁)。
- 東山荘離れが登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成28年(2016年)8月1日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 東山荘離れ(とうざんそうはなれ) |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県熱海市春日町1712-4 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成28年(2016年)8月1日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造平屋建、瓦葺一部銅板葺、建築面積47㎡ |
| 所有者 | 宗教法人世界救世教 |
| 公開状況 | 保存会の公開の催しで公開(東方之光) |
参考文献
- 東山荘離れ(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00011140
- 熱海 東山荘で「観月会」 一般初公開を記念して(東方之光)
- https://tohonohikari.or.jp/topics/%E7%86%B1%E6%B5%B7-%E6%9D%B1%E5%B1%B1%E8%8D%98%E3%81%A7%E3%80%8C%E8%A6%B3%E6%9C%88%E4%BC%9A%E3%80%8D.php
最終更新日: 2026.10.26