金銀錯狩猟文鏡とは:騎馬の人物が虎と戦う場面を金銀の細線で表した中国戦国時代の鏡
金銀錯狩猟文鏡(きんぎんさくしゅりょうもんきょう)は、東京都文京区目白台の永青文庫にある、中国の河南省洛陽の古墓から出土した戦国時代の鏡で、昭和42年(1967年)6月15日に国宝に指定された。
文化庁の記録では、員数は1面で、昭和12年(1937年)5月25日に当時の制度で指定されている。
文化庁によると、中国の戦国時代の鏡の中でも最も優れたものの一つである。
金銀錯狩猟文鏡の図様
文化庁によると、鏡の背面には、武装した騎馬の人物が右手に剣を取って構え、虎がこれに襲いかかる場面と、2頭の奇獣が互いに戦う図、羽を大きく広げた鳳凰と思われる鳥が表されている。
これらの図様は、金と銀のごく細い線で表されている。
金銀錯狩猟文鏡の見どころ
文化庁は、中国では戦国時代以来優れた鏡がつくられたが、これはその中でも最も優れたものの一つで、中国工芸の精華を示すものであるとしている。
金銀の細線で狩猟の緊迫した場面を描き出す象嵌の技に注目したい。
金銀錯狩猟文鏡の見学方法
永青文庫によると、開館時間は午前10時から午後4時30分(入館は午後4時まで)で、休館日は月曜日などである。入館料は一般1,000円、シニア(70歳以上)800円、大学生・高校生500円で、中学生以下は無料である。
鏡が常時展示されているわけではないため、展示の予定は永青文庫の案内で確かめたい。
Q&A
- 金銀錯狩猟文鏡はいつ国宝に指定されましたか?
- 昭和42年(1967年)6月15日に国宝に指定されました。
- 金銀錯狩猟文鏡はどこから出土したのですか?
- 中国の河南省洛陽の古墓です。
- 金銀錯狩猟文鏡には何が描かれていますか?
- 騎馬の人物が虎と戦う場面、2頭の奇獣の戦い、鳳凰と思われる鳥です。
- 金銀錯狩猟文鏡の技法は?
- 図様を金と銀のごく細い線で表す象嵌です。
- 金銀錯狩猟文鏡はどこで見られますか?
- 東京都文京区の永青文庫にあり、展示の予定は同館の案内で確かめる必要があります。
基本情報
| 名称 | 金銀錯狩猟文鏡(きんぎんさくしゅりょうもんきょう) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都文京区目白台1-1-1(永青文庫) |
| 指定区分 | 国宝(考古資料) |
| 指定年 | 昭和42年(1967年)6月15日指定(昭和12年(1937年)5月25日旧制度指定) |
| 員数 | 1面 |
| 寸法 | 文化庁データベースに記載なし |
| 所有者 | 文化庁の記録に記載なし |
| 公開状況 | 展示時期は永青文庫に要確認 |
参考文献
- 文化庁 国指定文化財等データベース「金銀錯狩猟文鏡」
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/201/319
- 文化遺産オンライン「金銀錯狩猟文鏡」
- https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/159245
- 永青文庫 公式サイト
- https://eiseibunko.com/
最終更新日: 2026.09.29