旧橋本本陣池永家住宅主屋とは:年代の分かる和歌山県下最古の町家
旧橋本本陣池永家住宅主屋(きゅうはしもとほんじんいけながけじゅうたくしゅおく)は、和歌山県橋本市橋本の旧大和街道に面して建つ、享保16年(1731年)以前の建築とされる木造2階建ての町家で、平成10年(1998年)10月9日に登録有形文化財に登録された。
文化庁の記録では、屋根は瓦葺、建築面積は150平方メートルで、登録基準は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」である。
文化庁は、建立年代の判明している町家としては和歌山県下で最古のものとしている。
旧橋本本陣池永家住宅主屋の構造
文化庁の解説によると、街道に面し、紀ノ川を背にした敷地に建つ。つし2階をもつ入母屋造、平入の町家で、屋根は本瓦葺である。
当初は茅葺だった屋根を宝暦2年(1752年)に瓦に葺き替えたことが、鬼瓦の銘から分かっている。
旧橋本本陣池永家住宅主屋の見どころ
街道に向けて平入の長い正面を見せる姿と、本瓦葺の大きな入母屋屋根に注目したい。低いつし2階の構成は、江戸時代の町家の古い形を伝えている。
和歌山県によると、鬼瓦の宝暦2年(1752年)のへら書きは、県内に残る町家の中でも相当に古いことを示している。
旧橋本本陣池永家住宅主屋の見学方法
個人が所有する住宅で、内部の公開についての公的な案内は確認できなかった。外観は街道から見ることができる。
本陣としての由緒や屋敷全体の配置は、旧橋本本陣池永家住宅のグループページにまとめている。
Q&A
- 池永家住宅主屋はいつ建てられたのですか?
- 享保16年(1731年)以前の建物とされます。
- 池永家住宅主屋の屋根はいつ瓦になったのですか?
- 鬼瓦の銘から、宝暦2年(1752年)に茅葺から瓦に葺き替えられたことが分かっています。
- 池永家住宅主屋の価値は?
- 文化庁によると、建立年代の分かっている町家として和歌山県下で最古のものです。
- 池永家住宅主屋の形式は?
- つし2階をもつ入母屋造、平入の町家で、本瓦葺です。
- 池永家住宅主屋はどこにありますか?
- 旧大和街道に面し、紀ノ川を背にした敷地にあります。
基本情報
| 名称 | 旧橋本本陣池永家住宅主屋(きゅうはしもとほんじんいけながけじゅうたくしゅおく) |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県橋本市橋本2-80-1 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成10年(1998年)10月9日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造2階建、瓦葺、建築面積150平方メートル |
| 所有者 | 個人 |
| 公開状況 | 公的な見学案内は確認できず |
参考文献
- 文化庁 国指定文化財等データベース「旧橋本本陣池永家住宅主屋」
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00000885
- 和歌山県「わかやまの文化財 旧橋本本陣池永家住宅」
- https://wakayama-bunkazai.jp/bunkazai/bunkazai_71/
最終更新日: 2026.09.28