根来寺とは
根来寺は、和歌山県岩出市根来にある新義真言宗の総本山で、文明12年(1480年)から天文16年(1547年)にかけて建てられた多宝塔(大塔)が昭和27年(1952年)11月22日に国の国宝に指定され、明徳2年(1391年)の大師堂と、大伝法堂・光明真言殿・大門など江戸時代の6棟が国の重要文化財に指定されている(文化庁)。

根来寺(大伝法院)は、初め覚鑁が高野山に創立し、のち正応元年(1288年)に現在地に移ったという(文化庁)。13世紀末に教学の拠点が置かれ、16世紀半ばには大寺院に発展したが、天正13年(1585年)の羽柴秀吉の紀州攻めで伽藍の大半を焼失し、江戸時代に復興が進められた。
指定された建物
大塔は高野山の根本大塔にならったと伝える五間多宝塔で、着手から完成まで67年を要した。現存する多宝塔のうち最大で、大塔形式をうかがいうる唯一の遺構とされる。大師堂は方三間・宝形造の堂で、大塔とともに天正の兵火より前から残る(文化庁)。
江戸時代の6棟は、大伝法堂、光明真言殿、弘化2年(1845年)の大門、不動堂、行者堂、享保21年(1736年)の聖天堂で、根来大工を中心に大坂や越後の大工との協働で造営され、本山再興の中枢をなす建築群とされる(文化庁)。各建物の詳しい内容は、それぞれのページで扱っている。
拝観について
根来寺の案内によれば、拝観時間は4月から10月が9時10分から16時30分、11月から3月が9時10分から16時、入山料は大人(中学生以上)500円・小人無料で、例年10月下旬は法要のため大師堂・大塔・大伝法堂を見られない場合がある。所在地は岩出市根来2286、問い合わせは0736-62-1144。
参考文献
- 根来寺多宝塔(大塔)(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2865
- 根来寺大師堂(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2866
- 根来寺(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/00005099
- 境内のご案内(根来寺)
- https://www.negoroji.org/keidai-annai.html
最終更新日: 2026.10.24
基本情報
| 名称 | 根来寺 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県岩出市根来 |
| 所有者 | 根来寺 |
| 指定 | 国宝 1件・重要文化財 2件 |
| 座標 | 34.28424, 135.31557 |