蔵楽(旧宮内繭市場繭蔵)三号館とは
蔵楽(旧宮内繭市場繭蔵)三号館は、山形県南陽市宮内にある、昭和2年(1927年)建築の鉄筋コンクリート造2階建の繭倉庫で、平成28年(2016年)11月29日に一号館・二号館とともに国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「くらら(きゅうみやうちまゆしじょうまゆぐら)3ごうかん」。現在は南陽市交流プラザ「蔵楽」の多目的ホールとして使われている(文化庁、南陽市)。
文化庁の記録では、鉄筋コンクリート造2階建、鉄板葺、建築面積581平方メートルで、平成15年(2003年)に改修された。登録番号は06-0179で、所有者は南陽市である。
繭蔵から交流プラザへ
南陽市によれば、「蔵楽」は旧宮内町農協倉庫群(繭蔵)を再生した施設で、「文化と歴史にふれあえるまちづくり」をめざす宮内地区の活性化施設として整備され、会議や講演会、音楽会、展示会などに使われている。
敷地には大規模な繭倉庫が3棟残り、大正11年(1922年)頃の土蔵造3階建の一号館、大正後期の鉄筋コンクリート造の二号館とともに、蚕糸業で栄えた置賜地域の歴史を伝える(文化庁)。二号館にはイザベラ・バード記念コーナーがある(南陽市)。
登録有形文化財としての価値
蔵楽三号館は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、蚕糸業で栄えた地域の歴史を伝える大規模倉庫と評価している。
見どころ
蔵楽三号館は敷地の北側中央に建ち、3棟のうち最大で、桁行38メートル、梁間15メートルある。南北棟の平入、切妻造の屋根で、東側に窓を多数配し、小屋組はクイーンポストトラスとする(文化庁)。
内部は400人を収容できる多目的ホールに改修されている(南陽市)。窓が並ぶ大きな妻面と長い壁面が、繭の保管庫としての規模を伝えている。
利用と見学について
南陽市によれば、交流プラザ「蔵楽」の利用時間は9時から22時で、休館日は年末年始(12月29日から1月3日)。施設の使用は宮内地区交流センター(宮内公民館、0238-47-3112)に申し込む。一号館は外観見学のみで、倉庫内には立ち入れない。
所在地は南陽市宮内1004番地の1で、宮内公民館と共用の駐車場がある(南陽市)。
Q&A
- 蔵楽三号館はいつ建てられましたか?
- 昭和2年(1927年)で、平成15年(2003年)に改修されました(文化庁)。
- 蔵楽三号館はもともと何の建物ですか?
- 繭を保管する倉庫(繭蔵)で、旧宮内町農協の倉庫群の一つでした(南陽市)。
- 蔵楽三号館の大きさは?
- 桁行38メートル、梁間15メートルで、3棟のうち最大です(文化庁)。
- 蔵楽三号館は今どう使われていますか?
- 400人収容の多目的ホールとして使われています(南陽市)。
- 蔵楽三号館が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成28年(2016年)11月29日です。
基本情報
| 名称 | 蔵楽(旧宮内繭市場繭蔵)三号館(くらら(きゅうみやうちまゆしじょうまゆぐら)3ごうかん) |
|---|---|
| 所在地 | 山形県南陽市宮内字穴田三1003-4他 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成28年(2016年)11月29日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 鉄筋コンクリート造2階建、鉄板葺、建築面積581平方メートル |
| 所有者 | 南陽市 |
| 公開状況 | 交流施設として利用、年末年始休館 |
参考文献
- 蔵楽(旧宮内繭市場繭蔵)三号館(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00011243
- 蔵楽(旧宮内繭市場繭蔵)一号館(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00011241
- 蔵楽(旧宮内繭市場繭蔵)二号館(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00011242
- 南陽市交流プラザ「蔵楽」について(南陽市)
- http://www.city.nanyo.yamagata.jp/siyoukorouse/111
最終更新日: 2026.10.11