立石寺三重小塔とは
立石寺三重小塔は、山形県山形市山寺の宝珠山立石寺(山寺)の奥の院山頂近く、塔頭華蔵院の岩壁に掘られた岩屋の中に納まる、永正16年(1519年)頃造立の高さ2.5メートルの木造の三重塔で、昭和27年(1952年)7月19日に国の重要文化財に指定された(山形県、文化庁)。
文化庁の記録では、一間三重塔婆、こけら葺。所有者は宗教法人立石寺である。
岩屋に納まる小塔
山形県によれば、三重小塔は華蔵院境内の右側の岩壁に南面して掘られた岩屋の内にある。由緒・沿革は明らかでないが、相輪に永正16年の銘があることから、その頃に造立されたと考えられる。
立石寺は、日本最小規模の三重の塔と紹介し、内部には三重塔の本尊である大日如来像が安置されているという。
重要文化財としての価値
立石寺三重小塔は昭和27年(1952年)に指定された。山形県は、装飾性の強い禅宗様を交えた和様との折衷様式の工芸的な小塔と評価している。
見どころ
立石寺三重小塔は平面1間の三重塔だが、軒回りは各重の4面とも三手先の斗栱とし、正面に桟唐戸、側面と背面は板壁横張り、屋根は柿葺とする(山形県)。
全体は重箱を重ねたような構造で、全面に塗装を施し、鍍金の金具で主要部を飾る(山形県)。岩壁の岩屋に納まる姿は、奥の院に向かう石段の途中、華蔵院で見られる。
参拝について
立石寺によれば、入山料は大人(中学生以上)500円、4歳以上の小人200円で、現金のみ。参拝時間は季節によって異なり、4月から9月は8時から16時、10月・11月は8時から15時30分である。登山口から奥之院までの石段は800段を超え、往復に約1時間30分かかる(立石寺、山寺観光協会)。
立石寺三重小塔の所在地は山形市大字山寺4456-1。立石寺の2件の重要文化財建造物については、グループページ「立石寺(山寺)」を参照。
Q&A
- 立石寺三重小塔はいつ造られましたか?
- 相輪に永正16年(1519年)の銘があり、その頃の造立と考えられます(山形県)。
- 立石寺三重小塔はどこにありますか?
- 奥の院山頂近く、塔頭華蔵院の岩壁に掘られた岩屋の中です(山形県)。
- 立石寺三重小塔の大きさは?
- 高さ2.5メートルの木造の小塔で、日本最小規模の三重塔とされます(山形県、立石寺)。
- 立石寺三重小塔の様式の特徴は?
- 禅宗様を交えた和様との折衷様式で、各重に三手先の斗栱を備えます(山形県)。
- 立石寺三重小塔が重要文化財になったのはいつですか?
- 昭和27年(1952年)7月19日です。
基本情報
| 名称 | 立石寺三重小塔(りっしゃくじさんじゅうしょうとう) |
|---|---|
| 所在地 | 山形県山形市大字山寺4456-1 |
| 指定区分 | 重要文化財(建造物) |
| 指定年 | 昭和27年(1952年)7月19日指定 |
| 員数 | 1基 |
| 寸法 | 一間三重塔婆、こけら葺、高さ2.5メートル |
| 所有者 | 宗教法人立石寺 |
| 公開状況 | 季節により参拝時間が異なる、入山料大人500円 |
参考文献
- 立石寺三重小塔(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/177
- 立石寺中堂(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/176
- 立石寺三重小塔(山形の宝 山形県)
- https://www.pref.yamagata.jp/cgi-bin/yamagata-takara/?m=detail&id=1009
- 宝珠山立石寺(公式サイト)
- https://rissyakuji.jp/
最終更新日: 2026.10.11