萩駅舎とは

萩駅舎は、山口県萩市椿にあるJR山陰本線萩駅の、大正14年(1925年)に国鉄美祢線の開通にあわせて建てられた木造平屋建の洋風駅舎で、平成8年(1996年)12月20日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「はぎえきしゃ」。現在は「萩市自然と歴史の展示館」として公開されている(文化庁、萩市観光協会)。

文化庁の記録では、木造平屋建、スレート葺、建築面積403平方メートル。登録番号は35-0002で、所有者は萩市である。

鉄道の開通と萩駅

萩市観光協会によれば、萩駅は大正14年4月3日に開業した。駅舎は平成10年(1998年)に当時の姿に復元・補強され、館内は萩の歴史を紹介する展示館となっている。

展示館では、萩市出身で日本の「鉄道の父」と称される井上勝に関する資料や、萩駅開業時の資料、江戸時代の城下町絵図を地図として使える萩のまちのひみつを紹介している。平成28年(2016年)10月14日には駅舎前に井上勝の銅像が建てられた(萩市観光協会)。

登録有形文化財としての価値

萩駅舎は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、現存する数少ない鉄道開通時の駅舎で、地方の発展を紹介するうえで引用される建造物と評価している。

見どころ

萩駅舎は、欄間を持つ上下窓、入口のポーチ、棟先を落とした切妻屋根などに洋風の意匠をもつ(文化庁)。

萩市観光協会は、半円形のドーマー窓を備え、白壁に柱や梁を見せるハーフティンバー構造と紹介している。展示館前の電話ボックスは大正末期から昭和初期のものを写真をもとに復元したもので、夜は日没から22時まで駅舎がライトアップされる(萩市観光協会、山口県観光連盟)。

見学について

萩市観光協会によれば、萩駅舎内の展示館は9時から17時に開館し、休館は12月29日から1月3日。入館は無料で、無料駐車場(普通車10台)がある。

所在地は萩市椿3537-3で、萩循環まぁーるバス(西回り)「萩駅前」バス停からすぐ。問い合わせは0838-25-6004(萩市観光協会)。

Q&A

Q萩駅舎はいつ建てられましたか?
A大正14年(1925年)で、萩駅は同年4月3日に開業しました(文化庁、萩市観光協会)。
Q萩駅舎の建築の特徴は?
A欄間付きの上下窓、入口ポーチ、棟先を落とした切妻屋根などの洋風意匠です(文化庁)。
Q萩駅舎の中では何が見られますか?
A「鉄道の父」井上勝の資料や、萩の歴史と自然を紹介する展示です(萩市観光協会)。
Q萩駅舎の見学は有料ですか?
A無料です。9時から17時に開館しています(萩市観光協会)。
Q萩駅舎が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成8年(1996年)12月20日です。

基本情報

名称萩駅舎(はぎえきしゃ)
所在地山口県萩市大字椿3537-3
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成8年(1996年)12月20日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、スレート葺、建築面積403平方メートル
所有者萩市
公開状況展示館として9時から17時開館、入館無料

参考文献

萩駅舎(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000099
萩市自然と歴史の展示館(萩駅舎内)(萩市観光協会)
https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=100066
萩駅舎(山口県観光連盟)
https://yamaguchi-tourism.jp/spot/detail_15409.html

最終更新日: 2026.10.11