足助八幡宮本殿とは
足助八幡宮本殿は、愛知県豊田市足助町の足助八幡宮にある文正元年(1466年)の本殿で、明治40年(1907年)5月27日に旧法で指定され、文化財保護法のもとで国の重要文化財となった。読みは「あすけはちまんぐうほんでん」。文化庁の記録では、三間社流造、檜皮葺で、棟札7枚が附として指定されている。
愛知県の観光サイトによれば、足助八幡宮は香嵐渓のすぐ近く、飯田街道沿いに鎮座し、創建は天武天皇の白鳳2年(673年)と伝えられる。古くから足や交通、健康長寿の神として信仰されている。
重要文化財としての価値
足助八幡宮本殿の価値は、室町時代中期の建築であることが文正元年(1466年)という年代とともに明らかな点にある。愛知県の観光サイトは、本殿を室町時代の建築をよく残した檜皮葺の三間社流造と紹介し、ツーリズムとよたも、室町時代の建築様式を今に伝える本殿としている。
三間社流造は、正面の柱間が3間で、前方の屋根を長く延ばして流れるような曲線とした神社本殿の形式である。附として7枚の棟札が指定されており、建立や修理の歴史を伝える資料も本殿とともに残されている。
見どころ
本殿では、檜皮葺の屋根の流れるような曲線に注目したい。檜の樹皮を重ねて葺いた屋根は、柔らかな厚みと陰影をもつ。正面3間の構えも、三間社流造の基本的な姿をよく示している。
境内には、慶長17年(1612年)に奉納された「鉄砲的打図板額」(県指定文化財)も伝わる。鉄砲を描いた古い絵馬は全国でも数枚しか残っておらず、1964年の東京オリンピックの射撃競技のプログラムの表紙に採用されたことでも知られるが、非公開である(ツーリズムとよた・愛知県)。
参拝について
愛知県の観光サイトによれば、足助八幡宮は拝観無料で、いつでも参拝できる。社務所は午前10時から午後4時。所在地は豊田市足助町宮ノ後12、問い合わせは0565-62-0516。
名鉄豊田線浄水駅からとよたおいでんバス、または名鉄三河線豊田市駅や名鉄名古屋本線東岡崎駅から名鉄バスで「香嵐渓」停留所下車。車では猿投グリーンロード力石ICから約15分で、有料の香嵐渓駐車場(1台500円、11月は1,000円)を利用する(愛知県)。毎年10月の第2土・日曜には、足助八幡宮の秋の例大祭である足助まつりが行われる(ツーリズムとよた)。
Q&A
- 足助八幡宮本殿はいつ建てられましたか?
- 文化庁の記録では文正元年(1466年)、室町時代中期の建築です。
- 足助八幡宮本殿が重要文化財に指定されたのはいつですか?
- 明治40年(1907年)5月27日に旧法で指定され、文化財保護法のもとで重要文化財となりました。
- 足助八幡宮本殿の形式は?
- 三間社流造、檜皮葺です。棟札7枚が附として指定されています。
- 足助八幡宮はどのような神社ですか?
- 白鳳2年(673年)創建と伝えられ、古くから足や交通、健康長寿の神として信仰されています。
- 足助八幡宮の参拝料と駐車場は?
- 拝観は無料で、駐車場は有料の香嵐渓駐車場(1台500円、11月は1,000円)を利用します。
基本情報
| 名称 | 足助八幡宮本殿(あすけはちまんぐうほんでん) |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県豊田市足助町宮ノ後12(足助八幡宮) |
| 指定区分 | 重要文化財(建造物) |
| 指定年 | 明治40年(1907年)5月27日指定 |
| 員数 | 1棟(附 棟札7枚) |
| 寸法 | 三間社流造、檜皮葺 |
| 所有者 | 足助八幡宮 |
| 公開状況 | 境内は終日参拝可(拝観無料) |
参考文献
- 足助八幡宮本殿(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/1281
- 足助八幡宮(愛知県観光サイト Aichi Now)
- https://aichinow.pref.aichi.jp/spots/detail/3093/
- 足助八幡宮(ツーリズムとよた)
- https://www.tourismtoyota.jp/spots/detail/67/
最終更新日: 2026.10.04