徳川園とは
徳川園は、愛知県名古屋市東区徳川町にある尾張徳川家ゆかりの庭園で、明治32年(1899年)の黒門、明治33年(1900年)ごろの脇長屋・塀・釣瓶井戸、昭和12年(1937年)の蘇山荘、昭和10年(1935年)の蓬左文庫旧書庫の6件が、平成26年(2014年)10月7日に国の登録有形文化財に登録されている(文化庁)。6件とも名古屋市の所有である。

愛知県の観光サイトによれば、徳川園は尾張藩2代藩主の徳川光友の隠居所「大曽根屋敷」に始まり、明治22年(1889年)から尾張徳川家の邸宅となった。昭和6年(1931年)に名古屋市が寄付を受けて翌年に一般公開し、戦災の後、平成16年(2004年)に再整備を終えて開園した。
6件の構成
黒門は尾張徳川家名古屋本邸の正門として建てた木太いケヤキの三間薬医門で、南に塀を介して門衛所の機能をもった脇長屋が続く。塀は屋敷地の西辺を画して総延長84メートルに及び、場所によって仕上げを違える。釣瓶井戸は花崗岩の井戸枠に桜花文透かしの滑車を吊る(文化庁)。
蘇山荘は名古屋汎太平洋平和博覧会の迎賓館和館として木曽の良材で建てられ、閉会後に移築された。蓬左文庫旧書庫は土蔵2棟をつないだ書庫で、尾張徳川家伝来の書物を長く収めた(文化庁)。各件の構造は、それぞれのページで扱っている。
入園について
愛知県の観光サイトによれば、徳川園は9時30分から17時30分(入園は17時まで)、月曜日(祝日の場合は開園)と12月29日から1月1日は休園、入園料は大人300円・中学生以下無料、問い合わせは052-935-8988。
参考文献
- 徳川園黒門(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00010155
- 徳川園脇長屋(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00010156
- 徳川園塀(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00010157
- 徳川園釣瓶井戸(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00010158
- 蘇山荘(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00010160
- 蓬左文庫旧書庫(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00010159
- 徳川園(愛知サムライガーデン特設サイト、あいちの歴史観光推進協議会)
- https://aichinow.pref.aichi.jp/samurai_garden/spot/detail/01/
最終更新日: 2026.10.24
基本情報
| 名称 | 徳川園 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県名古屋市東区徳川町 |
| 所有者 | 名古屋市 |
| 指定 | 登録有形文化財 6件 |
| 座標 | 35.18403, 136.93204 |