全国の登録有形文化財
全国の登録有形文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
愛知県江南市の滝中学校・高等学校キャンパスに建つ滝学園図書館は、1933年に建てられた一階部分の上に1965年に二階部分が増築された、戦前と戦後の建築様式が一棟に重なる稀有な登録有形文化財です。創建当時と同じ「学びの場」として今も生徒たちに使われ続け、2023年の丁寧な改修によって創建時の漆喰壁、貸出カウンター、閲覧室の意匠が復原されました。同じ敷地内に建つ本館・講堂とともに、愛知県を代表する近代教育建築群を形づくっています。
愛知県江南市にある滝学園本館は、1926年(大正15年)に滝実業学校の本館として竣工した鉄筋コンクリート造2階建ての校舎です。設計は村瀬國之助、施工は名古屋の安藤組。屋根中央の時計塔は地域の景観のシンボルとして親しまれ、2001年に国の登録有形文化財に登録されました。現役の教室棟が文化財として登録されている全国的にも珍しい例で、学園文化財室への事前予約により内部見学が可能です。
愛知県新城市大海、豊川の右岸に鎮座する瀧神社。寛文12年(1672年)建立の本殿は建築面積わずか2.4平方メートルの一間社流造で、平成25年に登録有形文化財となった。覆殿に納まり直接の拝観はできない。
愛知県犬山市の城下町、西古券に残る瀧野家住宅蔵。明治中期の土蔵造2階建で、腰の海鼠壁や両開土戸が見どころです。2004年に登録有形文化財となった、間口の狭い町家の深い奥行きを今に残す一棟を紹介します。
名古屋・覚王山にある爲三郎記念館の母屋「爲春亭」。実業家・古川爲三郎が昭和9年に建てた数寄屋造りで、懸造りで庭にせり出す。2018年に他5棟とともに国の登録有形文化財となった、公開中の近代和風建築です。
名古屋・池下に残る古川爲三郎邸の正門。間口約1.6mの小さな数寄屋の門で、節付丸太の柱に土壁、花狭間の板扉、扇状の磨き丸太垂木を備える。平成30年に登録有形文化財となり、爲三郎記念館の入口として公開されている。
名古屋の爲三郎記念館の庭に建つ、わずか1.8平方メートルの杉皮葺の便所。はじめから使うことを想定しない観賞用の砂雪隠で、2018年に登録有形文化財となった六棟のひとつ。茶の湯がもてなしと清らかさを託した小さな一棟を訪ねる。
名古屋・千種区の旧古川爲三郎邸の庭園に建つ登録有形文化財の茶室、知足庵。昭和初期の建築で、国宝の如庵に学んだ二畳半台目を基本に、台形の床の間や点前座の落天井など独自の意匠を凝らした小間。母屋や庭園とともに一般公開されている。
名古屋・古川美術館の分館、爲三郎記念館に建つ間口約1.2メートルの腕木門。磨き丸太とこけら葺の数寄屋意匠をもち、2018年に他の五棟とともに登録有形文化財となった昭和初期の小門の魅力と見どころを紹介する。
実業家古川爲三郎の旧邸庭園に立つ茶室知足庵の待合。杉皮葺の片流れ屋根や疎垂木の深い軒、東面の下地窓を備えた野趣のつくりで、平成30年に爲春亭など邸内6棟とともに登録有形文化財となった名古屋の小さな茶庭の建造物です。
愛知県知多市岡田の知多岡田簡易郵便局は、明治三十五年建築の木造二階建。寄棟造桟瓦葺の洋風局舎で、鬼瓦には〒マークが残る。知多市初の登録有形文化財でありながら、今も切手を買える現役の簡易郵便局として木綿の町に建つ。
名古屋市東区の長母寺庫裡は文政11年(1828年)築の登録有形文化財。棟札に大工棟梁・川合半七の名が残る。説話集『沙石集』を著した無住ゆかりの寺で、本堂は震災後の再建だが庫裡はそれ以前の姿をよくとどめる。
名古屋市東区の長母寺に立つ山門は、十八世紀後半に建てられた薬医門。三間一戸、切妻造・本瓦葺で、間口は約四・八メートルと大きく、国の登録有形文化財である。『沙石集』を著した無住ゆかりの禅寺の入口に、石段をのぼった先で静かに構える。
名古屋市東区の臨済宗長母寺の本堂は、明治24年の濃尾大地震で失われた後、明治27年に再建された方丈形式の登録有形文化財。寺は『沙石集』を著した無住一円が開いた禅寺で、尾張万歳発祥の地としても知られる。
明治20年に建てられた知立神社祭文殿及び廻廊は、本殿から拝殿までを一直線につなぐ尾張造の社殿群の中心に建つ。檜皮葺の屋根が左右に連なる重厚な木造建築で、三河に残る尾張式の貴重な例として平成26年に国の登録有形文化財となった。
知立神社の拝殿の東に南面して建つ摂社・親母神社は、明治期の一間社流造・檜皮葺で社殿全体を朱に塗る。本殿主祭神の母神で安産の神とされる豊玉姫命を祀り、蟇股の繊細な彫刻が見どころの国の登録有形文化財である。
愛知県知立市の知立神社境内に建つ茶室「池鯉鮒庵」は、明治期の建築を昭和43年に地元旧家から移築したもの。面皮柱やナンテンの曲材を用いた数寄屋の意匠が見どころで、平成26年に国の登録有形文化財となった。
愛知県知立市の知立神社に建つ拝殿は、昭和29年造営、平成26年に登録された登録有形文化財。三河では珍しい尾張造の社殿配置の正面に位置し、檜皮葺の屋根を境内の古い社殿と共有する。重要文化財の多宝塔もすぐ近くに建つ。
知立神社の幣殿は、本殿の正面に接続する大正期の社殿である。平成26年に登録有形文化財となった。檜皮葺・切妻造妻入の簡素な造りで、三河では珍しい尾張造の社殿群に連なり、近くには永正6年再建の多宝塔が建つ。
愛知県知立市の知立神社本殿は、天保二年(1831年)造営の三間社流造・檜皮葺の社殿。旧東海道池鯉鮒宿のかたわらに建ち、平成二十六年に境内の五棟とともに登録有形文化財となった。重文の多宝塔やユネスコ無形文化遺産の知立まつりにも近い。