全国の登録有形文化財
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島根県松江市の忌部浄水場一号濾過池は、昭和4年の第一次拡張工事で築かれた東西22メートル、南北31メートル、面積683平方メートルのコンクリート造濾過池。平成20年に登録有形文化財となり、いまも松江の水道水をつくり続けている。
島根県松江市の忌部浄水場旧弁室及び着水井は、千本貯水池からの原水を最初に受ける昭和4年(1929年)のコンクリート造構造物。西に弁室、東に量水用ノッチ付の着水井を並べ、平成20年に登録有形文化財となった。
島根県松江市の忌部浄水場五号濾過池は、浄水場完成の大正8年(1919年)の年代を持つ面積695平方メートルの緩速濾過池。モルタル仕上げで深さ2.7メートル、壁は法勾配1分7厘、底は150分の1で傾く。
島根県松江市の忌部浄水場三号濾過池は、松江市水道の創設時に築かれた大正7年(1918年)のコンクリート造濾過池。東西22メートル、南北31メートル、面積692平方メートルで、平成20年(2008年)に登録有形文化財となった。
島根県松江市の忌部浄水場集合井は、濾過池の増設にあわせ昭和4年(1929年)に造られた直径1.8メートル、深さ4.1メートルの円形の井戸。円柱が欠円アーチの庇を支える上屋をもち、平成20年に登録有形文化財となった。
島根県松江市の忌部浄水場導水溝及び放水井は、原水を濾過池へ配る延長60メートルの導水溝と半径1.8メートルの円形放水井。大正7年と昭和4年の二つの年代を持ち、平成20年(2008年)に登録有形文化財となった。
島根県松江市の忌部浄水場二号濾過池は、第1次拡張で昭和4年(1929年)に完成した面積683平方メートルの緩速濾過池。調整井の上屋には簡略化した柱頭飾の角柱と頂部の柱型が並び、平成20年に登録有形文化財となった。
島根県松江市の忌部浄水場四号濾過池は、大正7年(1918年)の創設時に築かれた面積695平方メートルの緩速濾過池。底の細砂・礫・煉瓦の層で漉した水を100分の1勾配の縦溝で調整井へ集める。平成20年登録。
島根県松江市の忌部浄水場六号濾過池は、濾過池の列の東端にある大正8年(1919年)の緩速濾過池。半径1.2メートルの調整井の上屋は半円筒形の基部と扁平六角形を連ねた軒蛇腹をもつ。平成20年(2008年)登録。
奥野省吾家住宅裏長屋は安来市伯太町母里にある明治44年建築の木造平屋建の付属屋。細長い敷地の東の辺に建ち、南から吹き放しの通路、板敷の部屋、土間の味噌蔵、土間を一列に並べる。中塗り仕上げの簡素な造りで屋敷の奥を整える。
奥野省吾家住宅主屋は安来市伯太町母里の街道に西面する明治44年の2階建の町家。南側に通り土間、床上に3室2列の部屋を並べ、1階に出格子を付ける。背の高い外観と開口部の多い造りは明治末期らしい特徴とされ、外観は街道から見られる。
奥野省吾家住宅土蔵は安来市伯太町母里にある明治44年建築の2階建の土蔵。主屋の東の後方に建ち、切石の基礎、漆喰の壁に廻した鉢巻、円く象った棟木の木口、深い軒の置屋根を備える。22平方メートルの小さな蔵だが造りは堅牢である。
奥野省吾家住宅塀は安来市伯太町母里にある昭和4年建築の鉄筋コンクリート造の塀。延長45メートル、高さ約2メートルで主屋の北の庭をコの字形に囲む。土台と柱、柱頭の貫を木造の塀の形で造り出し、柱間をドイツ壁風に仕上げる。
奥野本家住宅米蔵は安来市伯太町母里にある大正12年建築の2階建の土蔵。屋敷で最も小さい24平方メートルながら、換気口付きの切石の基礎や隅を面取りした漆喰壁など造りは丁寧で、南の庇を同じ年の作業場と一続きに架ける。
奥野本家住宅作業場は安来市伯太町母里にある大正12年建築の木造平屋建。西半分を板敷の簡素な座敷、東半分を土間の作業場とし、小屋裏を物置に使う。南面を開け放ち、屋根と庇を同年の米蔵と一続きに架けて敷地北西の隅をかたちづくる。
奥野本家住宅主屋は安来市伯太町母里の街道に東面する明治5年の町家。一部2階の平屋だが背の高い外観は2階建に見え、内部には数寄屋風の座敷と梁組を見せた土間がある。365平方メートルの大きさで、外観は街道から見られる。
奥野本家住宅納屋は安来市伯太町母里にある大正後期の木造2階建の付属屋。東の土間を醤油蔵と味噌蔵、西の板敷を物置とし、東と北の壁は縦板で覆う。主屋の北西にあり、米蔵・作業場と並んで屋敷の裏手の作業の場をつくる。
奥野本家住宅宝庫は安来市伯太町母里にある安政5年建築の2階建の土蔵。屋敷の5棟で最も古く、東の妻面と北面に扉口を設け、内部は上下とも2室に分かれる。漆喰の壁と円く象った棟木の木口、深い軒をつくる置屋根が特徴。
島根県津和野町の華泉酒造場で店舗兼主屋の南に建つ旧衣装蔵は、江戸末期の土蔵造2階建で平成8年ごろ改修。北の道具蔵と同じ海鼠壁と銅の扉を通りに見せ、桁行は9.5メートルとひとまわり長い。2010年に登録有形文化財となった。
島根県津和野町の本町通りに西面する華泉酒造場店舗兼主屋は、明治中期の間口11メートルの町家。下屋庇・虫籠窓・袖卯建・出格子がそろう表構えが評価され、2010年に登録有形文化財となった。店先は午前9時から午後6時まで営業。