全国の登録有形文化財
全国の登録有形文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
釜ッ沢砂防堰堤は、日光市の稲荷川上流に昭和8年(1933年)に築かれた堤長64m・堤高20mの砂防堰堤。下流側の曲線の導水堤2本と斜めの床固で落水の向きを曲げる特異な構造をもつ。2002年登録、外観を見学可。
唐沢山城の二の丸跡に建つ唐澤山神社神楽殿。大正4年(1915)竣工。入母屋造妻入銅板葺で、三方に切目縁と擬宝珠高欄を巡らす。内部は奥に神棚を備えた舞台と後座に分かれ、祭礼の際に神楽が奉納される、境内の景観を形づくる社殿である。
唐澤山神社の参拝門は、明治16年(1883)の創建時に建てられた山上最古の一棟。当初は門と拝殿を兼ね、明治41年頃に山頂から現在地へ移築された。節の多い柱と切妻造平入の簡素な構えが、国の庇護を受ける以前、草創期の素朴さをとどめる。
唐沢山城の三の丸西方、四ツ目堀に架かる唐澤山神社神橋。大正13年(1924)築の鉄筋コンクリート単桁橋で、切石積の橋台に緩いアーチの桁を架け、御影石の擬宝珠欄干をまとう。近代の構法が石橋の姿で歴史的景観に調和した小さな橋である。
唐澤山神社の本殿を囲む中門祝詞屋及び透塀。明治42年(1909)造営で、総延長約52mの透塀と正面の中門からなる。彫刻は中備の蟇股のみだが、門扉と塀を菱格子で透かし、腰板に襷桟を付す優雅な意匠。聖域を隔てつつ本殿を縁取る結界の造形である。
国指定史跡・唐沢山城の頂に建つ唐澤山神社拝殿。明治42年(1909)竣工。入母屋造銅板葺で、正背面を除く四方を蔀戸に開く。隅の軒反りと吹寄格天井が優美で、制限図式の端正な形式を受け継ぐ、山上の祈りの社殿である。
栃木県佐野市、国指定史跡・唐沢山城の本丸跡に鎮まる唐澤山神社本殿。明治41年(1908)竣工の一間社流造で、官幣社の制限図式を映す端正な形式をもつ。菊紋の金具を除けば装飾は簡素だが、規模に不釣り合いなほど太い木柄が見どころとなる。
足利市の巖華園表門は、間口18尺の明治中期の腕木門。切妻造桟瓦葺で中央に両開きの門扉、脇間は白漆喰に簓子下見板の腰とする。延長18メートルの脇塀は南で旧馬屋(巖華園倶楽部)に接続する。平成17年に登録有形文化財。
足利市の巖華園蔵は、宅地の西端に建つ明治中期の土蔵造2階建。建築面積21平方メートルと巖華園で最小で、1階の四周に下屋庇を付け、2階の窓を改めて1階1室・2階2室の客室とした。平成17年に登録有形文化財。
栃木県足利市の巖華園倶楽部(旧馬屋)は、好時亭の蔵前から北へ延びる明治中期の細長い木造平屋建。真壁白漆喰に押縁下見板の腰、東面に高窓を開き、内部は小屋組を見せた土間床の接客室。平成17年に登録有形文化財。
足利市の巖華園ゲストハウス(旧書院)は、主屋の西背面に付いていた明治中期の書院を昭和20年頃に主屋の北へ移築した木造平屋。寄棟造桟瓦葺で、8畳座敷と6畳次の間に縁をめぐらす。平成17年に登録有形文化財。
足利市の巖華園好時亭(旧外蔵)は、表門脇に建つ江戸末期の2階建土蔵。東面の腰は下見板張で、北妻に蔵前を設け、内部は畳敷きの客室。名は無門慧開の「人間の好時節」にちなむと宿は伝える。平成17年に登録有形文化財。
足利市月谷町の巖華園主屋は、北半を土間とした江戸末期の四間取農家を母体に、昭和初期の2階増築と式台、昭和20年代の和室増築を重ねた建物。建築面積312平方メートルで巖華園最大。平成17年に登録有形文化財。
足利市の巖華園新蔵は、小屋束の墨書から文久2年(1862年)の建築とわかる土蔵造2階建。置屋根の桟瓦葺で、白漆喰の壁に黒漆喰の腰を塗り分ける。名に反して明治中期の蔵より古い。平成17年に登録有形文化財。
野木町の旧新井製糸所で事務室の西に接して建つ明治時代中期の2階建の蔵。1階は下野煉化製造会社製の煉瓦をイギリス積で1枚厚に積み、2階は白漆喰の土蔵造とし、赤と白の対比を見せる。平成23年(2011年)に登録。
野木町の旧新井製糸所の敷地北寄りに建つ明治時代中期の木造平屋。屋根は東を切妻、西を寄棟とし、床の間・床脇・平書院を構えた8畳と6畳に三方の縁と繊細な欄間を備える近代和風建築。平成23年(2011年)に登録。
野木町の旧新井製糸所に建つ明治時代後期の煉瓦造2階建の蔵。桁行15メートルで3棟中最大。下野煉化製造会社の煉瓦をイギリス積とし、壁の中間の水切や3段の蛇腹の鉢巻など土蔵造風の意匠を見せる。2011年に登録。
旧南間ホテル別館は栃木県益子町にある昭和4年(1929年)ごろの和風ホテルの建物で、登録有形文化財。日光湯元から昭和48年に移築された。戦時中に皇太子時代の上皇の疎開先となり、玉音放送を聞いたとされる御座所が残る。町が所有する。
饗茶庵花蓮店舗(旧安生家住宅主屋)は栃木県鹿沼市上材木町にある大正5年(1916年)の和洋折衷の住宅の主屋で、登録有形文化財。寄棟造の正面に切妻造の玄関を付け、北に石造風の外壁の洋室、南に座敷を配する。現在はスポーツジムに使われる。
好古壱番館(旧安達呉服店店舗)は栃木市万町にある大正12年(1923年)の呉服商の店舗で、登録有形文化財。蔵造の町並みに点在する洋風建築の一つで、銅板葺のマンサード屋根に屋根窓を設け、柱や扁平アーチを石張りで石造風に仕上げる。