石坂トンネルとは
石坂トンネル(第2隧道)は、福岡県田川郡赤村・京都郡みやこ町にある明治28年(1895年)の豊州鉄道が掘った煉瓦造の鉄道トンネルで、平成11年(1999年)11月18日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「いしざかとんねる(だいにずいどう)」。
文化庁の記録では、煉瓦造で、全長75メートル、幅8.1メートル、石造・煉瓦造の坑口をもつ。登録番号は40-0012である。
複線仕様の馬蹄形の坑口
石坂トンネル(第2隧道)は、豊州鉄道株式会社が石坂峠付近の大坂山の岩盤に掘削した、全長75メートル・曲線平面の煉瓦造の隧道である(文化庁)。複線仕様の扁平な馬蹄形の坑口をもつ。坑門は切石積みでアーチ部のみを煉瓦とし、坑門の端部で迫り出した門柱状の意匠によりポータルをつくる。担当技師は野辺地久記である。
福岡県の広報誌によれば、1895年に建設された、現存する九州最古の鉄道トンネルで、平成筑豊鉄道の列車が通る。近くの「源じいの森」の橋の上からトンネルを見ることができる。
登録有形文化財としての価値
文化庁は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。福岡県は、現存する九州最古の鉄道トンネルとしている。
見どころ
切石積みの坑門と煉瓦のアーチ、門柱状に迫り出した坑門の端部が見どころである(文化庁)。
見学について
平成筑豊鉄道株式会社が所有し、現在も列車が通る(文化庁、福岡県)。トンネルは線路内にあり、福岡県の広報誌によれば源じいの森の橋の上から見ることができる。
Q&A
- 石坂トンネルはいつつくられましたか?
- 明治28年(1895年)です(文化庁)。
- 誰が掘りましたか?
- 豊州鉄道株式会社で、担当技師は野辺地久記です(文化庁)。
- どんな記録をもつトンネルですか?
- 現存する九州最古の鉄道トンネルです(福岡県)。
- どこから見られますか?
- 源じいの森の橋の上から見られます(福岡県)。
- 石坂トンネル(第2隧道)が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成11年(1999年)11月18日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 石坂トンネル(第2隧道)(いしざかとんねる(だいにずいどう)) |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県田川郡赤村大字赤6938-2~京都郡みやこ町大字崎山字石坂1506-2 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成11年(1999年)11月18日登録 |
| 員数 | 1基 |
| 寸法 | 煉瓦造、全長75m、幅8.1m、石造・煉瓦造坑口 |
| 所有者 | 平成筑豊鉄道株式会社 |
| 公開状況 | 鉄道の線路内。源じいの森の橋から見られる(福岡県) |
参考文献
- 石坂トンネル(第2隧道)(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00001459
- 特集 福岡のローカル鉄道で行こう(グラフふくおか 2016秋号、福岡県)
- https://www.pref.fukuoka.lg.jp/somu/graph-f/2016autumn/plan/index.html
最終更新日: 2026.10.23