明治元年の梅田家住宅主屋とは

梅田家住宅主屋は、岐阜県各務原市鵜沼西町の旧中山道鵜沼宿にある明治元年(1868年)の平入の町家で、平成18年(2006年)11月29日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「うめだけじゅうたくしゅおく」。旅籠茗荷屋を営んだ東隣の梅田家住宅(鵜沼西町1-530)とは別に登録された、西隣の梅田家の主屋である。

文化庁の記録では、構造は木造2階建、瓦葺、建築面積は119平方メートルとされる。登録番号は21-0106である。

街道に面した町家の構え

梅田家住宅主屋は旧中山道に北面して建つ切妻造、桟瓦葺の平入町家で、桁行6間半、梁間4間の主体部の表と裏に下屋が付く(文化庁)。

正面は1階中央の入口を挟んで、東に鉄格子の窓、西に木格子の窓を設け、2階も格子窓とする。内部は東側を土間とし、西側に8畳の座敷と仏間を並べる(文化庁)。

鉄格子の窓と格子窓が並ぶ梅田家住宅主屋の正面
鉄格子の窓と格子窓が並ぶ梅田家住宅主屋の正面Suikotei / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons

登録有形文化財としての価値

文化庁は梅田家住宅主屋を、宿場の趣を残す遺構とし、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録した。

各務原市によると、梅田家住宅主屋は両隣の建物と軒をそろえて街道の連続した家並みをつくり、建築当初の町屋の構えをよく残している。市は平成19年(2007年)5月30日に景観重要建造物とした。

見どころ

梅田家住宅主屋の正面は、入口を境に格子の素材を変えている。東の鉄格子と西の木格子は、通りの向かいから見比べたい。

東隣に建つ茗荷屋の梅田家の主屋とあわせて眺めると、江戸時代後期の町家と明治元年の町家が、同じ街道沿いに軒をそろえて並ぶ様子が分かる。

見学について

梅田家住宅主屋は個人の住まいで、内部は公開されていない(各務原市)。外観は旧中山道から見ることができる。

Q&A

Q鵜沼西町1-529の梅田家住宅主屋はいつ建てられましたか?
A明治元年(1868年)です(文化庁、各務原市)。
Q明治元年の梅田家住宅主屋の間取りは?
A東側が土間、西側に8畳の座敷と仏間を配しています(文化庁)。
Q明治元年の梅田家住宅主屋の正面の特徴は?
A1階中央の入口の東に鉄格子の窓、西に木格子の窓を設け、2階は格子窓です(文化庁)。
Q明治元年の梅田家住宅主屋の内部は見学できますか?
A個人の住まいで内部は非公開です。旧中山道から外観を見ることができます(各務原市)。
Q梅田家住宅主屋が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成18年(2006年)11月29日です(文化庁)。

基本情報

名称梅田家住宅主屋(うめだけじゅうたくしゅおく)
所在地岐阜県各務原市鵜沼西町1-529
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成18年(2006年)11月29日登録
員数1棟
寸法木造2階建、瓦葺、建築面積119㎡
所有者文化庁データベースに記載なし(個人の住まい)
公開状況外観のみ(内部非公開)

参考文献

梅田家住宅主屋(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00006046
梅田家住宅主屋(文化遺産オンライン)
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/143311
景観重要建造物(各務原市)
https://www.city.kakamigahara.lg.jp/shisei/shisaku/1008207/1008297/1008315.html
古い家並み(各務原市 中山道鵜沼宿)
https://www.city.kakamigahara.lg.jp/kankobunka/1010039/unuma/1004978/1005001.html

最終更新日: 2026.11.02