川東のはやし田用具とは:古い様式のはやし田の楽器・服装・農具を集大成した民俗資料
川東のはやし田用具(かわひがしのはやしだようぐ)は、広島県山県郡北広島町川東に伝わる、はやし田の農耕に関する用具313点で、昭和38年(1963年)5月15日に国の重要有形民俗文化財に指定された。
文化庁の記録では、所有者は川東田楽団で、川東はやし田用具収蔵庫が保管している。
文化庁によると、田植えの際に特定の田で囃子を奏し、それに合わせて苗を植えることを、はやし田、花田植、太鼓田などと呼び、中国山地に濃厚に伝承されている。
川東のはやし田用具の内容
文化庁の詳細解説によると、はやし田は古くはかなり広く行われていたもので、旧千代田町の川東地区はその一つの中心をなし、古い様式の用具をよく保存している。
北広島町によると、収蔵庫には、この地方に古くから伝わる「田ばやし」を奏しながら田植えをするはやし田の楽器、服装品、農具などが収められている。
川東のはやし田用具の見どころ
文化庁は、川東田楽団が所有するこれらの用具を、この地区に伝承されてきたはやし田農耕に関する用具を集大成したもので、農耕技術と儀礼の一典型を示すものとして貴重であるとしている。
楽器と服装、農具がそろって伝わることで、田植えが農作業であると同時に神事と芸能でもあったはやし田の姿を知ることができる。
川東のはやし田用具の見学方法
北広島町によると、川東はやし田用具収蔵庫の見学は予約制で、入館は無料である。開館時間は北広島町教育委員会教育課(0826-72-7362)に問い合わせる。
同町によると、中国自動車道の千代田インターチェンジから約15分で、駐車場がある。
Q&A
- 川東のはやし田用具はいつ重要有形民俗文化財に指定されましたか?
- 昭和38年(1963年)5月15日に指定されました。
- 川東のはやし田用具は何点ありますか?
- 313点です。
- はやし田とは何ですか?
- 特定の田で囃子を奏し、それに合わせて苗を植える田植えで、花田植や太鼓田とも呼ばれます。
- 川東のはやし田用具はどこで見られますか?
- 川東はやし田用具収蔵庫で、予約制で見学できます。
- 川東のはやし田用具の価値は?
- 農耕技術と儀礼の一典型を示す用具の集大成である点です。
基本情報
| 名称 | 川東のはやし田用具(かわひがしのはやしだようぐ) |
|---|---|
| 所在地 | 広島県山県郡北広島町川東2859-4(川東はやし田用具収蔵庫) |
| 指定区分 | 重要有形民俗文化財 |
| 指定年 | 昭和38年(1963年)5月15日指定 |
| 員数 | 313点 |
| 寸法 | 文化庁データベースに記載なし |
| 所有者 | 川東田楽団 |
| 公開状況 | 予約制で見学可(無料) |
参考文献
- 文化庁 国指定文化財等データベース「川東のはやし田用具」
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/301/145
- 文化遺産オンライン「川東のはやし田用具」
- https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/159148
- 北広島町「川東はやし田用具収蔵庫」
- https://www.town.kitahiroshima.lg.jp/site/bunkazai/1774.html
最終更新日: 2026.09.29