料亭二蝶とは
料亭二蝶は、香川県高松市百間町にある昭和21年(1946年)創業の料亭で、昭和25年(1950年)に建てられた主屋・大座敷・茶室・表門の4件が、平成18年(2006年)3月2日に国の登録有形文化財に登録されている(文化庁)。読みは「りょうていにちょう」で、4件とも株式会社二蝶の所有である。
料亭二蝶の公式サイトによれば、屋号は戦前の高松で活躍した芸妓「二蝶」の名を受け継いだもので、お蝶とめ蝶の二つの蝶がもつれながら舞い上がる様子に店の隆盛を重ねている。同社の採用サイトは、昭和21年(1946年)にまず旅館として創業したと記す。
公式サイトは建物を、四百五十坪、大小13の部屋からなる数寄屋風の造りと紹介している。登録有形文化財はそのうちの4件である。
敷地と4件の配置
文化庁の記録では、料亭二蝶の敷地は高松城の東南、繁華街から一本南の通りに北面する。表門は北辺の西寄りに開いて東西に外塀を延ばし、主屋は敷地の東北部に建って、西へ突き出した平屋に玄関と帳場を置く。
大座敷は主屋の南に東西棟で建つ65畳半の大広間棟、茶室は玄関の西南、大座敷の西北に位置する8畳の茶室である(文化庁)。文化庁は大座敷と茶室の設計者を谷川増太郎とし、大座敷の記載では東京の建築家、茶室の記載では香川県出身としている。
登録番号は主屋が37-0287、大座敷が37-0288、茶室が37-0289、表門が37-0290である。主屋と表門は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」、大座敷と茶室は「造形の規範となっているもの」として登録された(文化庁)。各棟のつくりはそれぞれのページで扱っている。
見学について
料亭二蝶は今も営業している料亭で、建物の内部に入れるのは予約して食事をする客に限られる。国際観光日本レストラン協会の店舗紹介では完全予約制で、夜席は午後5時30分から午後10時まで、日曜の夜席と月曜日が休み(祝日は変更あり)とされる。
料亭二蝶の予約ページの案内では、昼食は土曜・日曜・祝日のみの受付で、同協会の紹介では昼席は午前11時30分から午後3時30分までである。
同じ紹介によれば、ことでん(高松琴平電気鉄道)の片原町駅から徒歩約1分、JR高松駅から車で約5分で、専用駐車場が7台分ある。表門と外塀は北側の通りに面していて外から見られる。見学だけの受け入れや撮影の可否について、公式の案内は確認できなかった。
参考文献
- 料亭二蝶主屋(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005361
- 料亭二蝶大座敷(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005362
- 料亭二蝶茶室(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005363
- 料亭二蝶表門(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005364
- 二蝶について(料亭二蝶 公式サイト)
- https://www.2chou.jp/about/
- 仕事を知る(料亭二蝶 採用サイト)
- https://nichonet.co.jp/service/
- 料亭二蝶(国際観光日本レストラン協会)
- https://japan-restaurant.jp/shop/detail.php?p=501418
- 料亭二蝶 予約ページ(TableCheck)
- https://www.tablecheck.com/ja/2chou/reserve/landing
最終更新日: 2026.11.01
基本情報
| 名称 | 料亭二蝶 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県高松市百間町7-7 |
| 所有者 | 株式会社二蝶 |
| 指定 | 登録有形文化財 4件 |
| 座標 | 34.34488, 134.05356 |