料亭二蝶茶室とは

料亭二蝶茶室は、香川県高松市百間町にある昭和25年(1950年)の料亭の茶室で、平成18年(2006年)3月2日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「りょうていにちょうちゃしつ」。

文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺で、建築面積は64平方メートル。登録番号は37-0289である。

8畳の茶室と前室・縁側

料亭二蝶茶室は、玄関の西南、大座敷の西北に位置する(文化庁)。主屋と大座敷の間に入り込むように置かれた小さな棟である。

中心は8畳の茶室で、西面に床の間を配する(文化庁)。東面には渡廊下に面して前室を設け、南面には縁側を付ける。

設計は大座敷と同じく、香川県出身の谷川増太郎である(文化庁)。

登録有形文化財としての価値

料亭二蝶茶室は、「造形の規範となっているもの」として登録された(文化庁)。文化庁は、建材にも趣向を凝らしている点を挙げている。

広い宴席の大座敷に対して、8畳に凝縮した茶の空間を同じ設計者が手がけていることも、料亭二蝶茶室を見るときの手がかりになる。

見どころ

料亭二蝶茶室では、材料の選び方に注目したい。床柱には曲がりや癖のある変木を用い、長押には竹を半分に割った半割竹を使う(文化庁)。

天井は蒲の茎を編んだ蒲組天井である。床柱・長押・天井と、目の高さから頭上まで素材が変わっていくのを順に追うとよい。

見学について

料亭二蝶茶室は営業中の料亭の一室で、内部に入れるのは料亭を予約して利用する客に限られる。茶室の利用条件や撮影の可否について公式の案内は確認できなかった。営業日・予約・行き方は料亭二蝶のページにまとめてある。

Q&A

Q料亭二蝶茶室は何畳ですか?
A8畳の茶室で、東に前室、南に縁側が付きます(文化庁)。
Q料亭二蝶茶室を設計したのは誰ですか?
A大座敷と同じく、香川県出身の谷川増太郎です(文化庁)。
Q料亭二蝶茶室の見どころは?
A変木の床柱、半割竹の長押、蒲組天井など、建材の趣向です(文化庁)。
Q料亭二蝶茶室には入れますか?
A料亭を予約して利用する場合に入れます。見学だけの受け入れについて公式の案内は確認できませんでした。
Q料亭二蝶茶室が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成18年(2006年)3月2日です(文化庁)。

基本情報

名称料亭二蝶茶室(りょうていにちょうちゃしつ)
所在地香川県高松市百間町7-7
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成18年(2006年)3月2日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、瓦葺、建築面積64㎡
所有者株式会社二蝶
公開状況料亭として営業中(完全予約制)

参考文献

料亭二蝶茶室(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005363
二蝶について(料亭二蝶 公式サイト)
https://www.2chou.jp/about/

最終更新日: 2026.11.01