料亭二蝶主屋とは

料亭二蝶主屋は、香川県高松市百間町にある昭和25年(1950年)の料亭の主屋で、平成18年(2006年)3月2日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「りょうていにちょうしゅおく」。

文化庁の記録では、木造2階一部平屋建、瓦葺で、建築面積は173平方メートル。登録番号は37-0287である。

L字形の平面と玄関まわり

料亭二蝶主屋は、北の通りに面した敷地の東北部に建つ(文化庁)。平面はL字形で、2階建の部分から西へ平屋の棟を突き出している。

突き出した平屋は東西に棟を通す入母屋造の桟瓦葺で、ここに玄関と帳場を置く。客を迎え、勘定を預かる部屋が、通りに近い側にまとめられていることになる。

文化庁は、玄関部の内外を数寄屋の意匠でまとめていると記録している。料亭二蝶主屋の表情は、この玄関まわりにもっともよく出ている。

登録有形文化財としての価値

料亭二蝶主屋は、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された(文化庁)。文化庁は、数寄屋の意匠でまとめた玄関部が料亭にふさわしい表構えをつくっていると評価している。

文化庁の記録では、敷地は高松城の東南、繁華街から一本南の通りに北面する。戦後まもない昭和25年(1950年)に、市街地の中で料亭の顔をどう通りに見せたかが、この主屋から読み取れる。

見どころ

料亭二蝶主屋では、まず西へ突き出した平屋の入母屋屋根を見たい。2階建の部分と屋根の高さが段違いになり、玄関の位置が外からも分かる。

玄関に入ったら、数寄屋風の仕上げに目を向けたい。帳場もこの平屋の中にある(文化庁)。

見学について

料亭二蝶主屋は営業中の料亭の建物で、玄関から先に入れるのは料亭を予約して利用する客に限られる。見学だけの受け入れについて公式の案内は確認できなかった。営業日・予約・行き方は料亭二蝶のページにまとめてある。

Q&A

Q料亭二蝶主屋はいつ建てられましたか?
A昭和25年(1950年)です(文化庁)。
Q料亭二蝶主屋はどんな建物ですか?
A木造2階一部平屋建、瓦葺のL字形の建物で、西へ突き出した平屋に玄関と帳場を置きます(文化庁)。
Q料亭二蝶主屋の見どころは?
A数寄屋の意匠でまとめた玄関部で、文化庁は料亭にふさわしい表構えと評価しています。
Q料亭二蝶主屋の中に入れますか?
A料亭を予約して利用する場合に入れます。見学だけの受け入れについて公式の案内は確認できませんでした。
Q料亭二蝶主屋が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成18年(2006年)3月2日です(文化庁)。

基本情報

名称料亭二蝶主屋(りょうていにちょうしゅおく)
所在地香川県高松市百間町7-7
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成18年(2006年)3月2日登録
員数1棟
寸法木造2階一部平屋建、瓦葺、建築面積173㎡
所有者株式会社二蝶
公開状況料亭として営業中(完全予約制)

参考文献

料亭二蝶主屋(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005361
二蝶について(料亭二蝶 公式サイト)
https://www.2chou.jp/about/

最終更新日: 2026.11.01