料亭二蝶大座敷とは

料亭二蝶大座敷は、香川県高松市百間町にある昭和25年(1950年)の料亭の大広間棟で、平成18年(2006年)3月2日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「りょうていにちょうおおざしき」。

文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺で、建築面積は274平方メートル。登録番号は37-0288である。

65畳半の座敷と舞台

料亭二蝶大座敷は、主屋の南に東西棟で建つ大広間の棟である(文化庁)。内部は桁行9間半、梁間3間半で、65畳半を一続きの座敷とする。

東の端には舞台を設け、西の端には2畳の上段などからなる床飾りを備える(文化庁)。宴席の上座と、芸を見せる舞台が、長い座敷の両端で向き合う配置である。

天井は折上げの船底天井とし、文化庁は随所に凝ったつくりが見られると記録している。設計は東京の建築家、谷川増太郎である。

登録有形文化財としての価値

料亭二蝶大座敷は、「造形の規範となっているもの」として登録された(文化庁)。65畳半という広さに舞台と上段を組み込み、折上げ船底天井を架けた点が、文化庁の記録の中心にある。

宴会と芸の披露を一つの部屋で行う料亭の広間の形を、昭和25年(1950年)の建物としてよくとどめている点に、料亭二蝶大座敷の価値がある。

見どころ

料亭二蝶大座敷に入ったら、まず天井を見上げたい。中央を高く持ち上げた船底形の天井が、長い座敷全体を覆っている(文化庁)。

次に東西の両端を見比べたい。東に舞台、西に2畳の上段と床飾りがあり、座る位置によって部屋の見え方が変わる。

見学について

料亭二蝶大座敷は営業中の料亭の宴席の棟で、内部に入れるのは料亭を予約して利用する客に限られる。見学だけの受け入れや撮影の可否について公式の案内は確認できなかった。営業日・予約・行き方は料亭二蝶のページにまとめてある。

Q&A

Q料亭二蝶大座敷の広さは?
A65畳半の座敷で、桁行9間半、梁間3間半です(文化庁)。建築面積は274平方メートルです。
Q料亭二蝶大座敷を設計したのは誰ですか?
A東京の建築家、谷川増太郎です(文化庁)。
Q料亭二蝶大座敷の見どころは?
A折上げの船底天井と、東端の舞台・西端の上段を含む床飾りです(文化庁)。
Q料亭二蝶大座敷は見学できますか?
A料亭を予約して利用する場合に入れます。見学だけの受け入れについて公式の案内は確認できませんでした。
Q料亭二蝶大座敷が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成18年(2006年)3月2日です(文化庁)。

基本情報

名称料亭二蝶大座敷(りょうていにちょうおおざしき)
所在地香川県高松市百間町7-7
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成18年(2006年)3月2日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、瓦葺、建築面積274㎡
所有者株式会社二蝶
公開状況料亭として営業中(完全予約制)

参考文献

料亭二蝶大座敷(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005362
二蝶について(料亭二蝶 公式サイト)
https://www.2chou.jp/about/

最終更新日: 2026.11.01