古市家住宅(鹿児島県熊毛郡中種子町)とは:庄屋を務めた郷士が建てた種子島の民家

古市家住宅(鹿児島県熊毛郡中種子町)(ふるいちけじゅうたく)は、鹿児島県熊毛郡中種子町坂井にある弘化3年(1846年)建築の住宅で、平成6年(1994年)7月12日に重要文化財に指定された。

文化庁の記録では、桁行6.7メートル、梁間11.1メートルで、正面は入母屋造、背面は切妻造とし、北面に突出部がある。棟札1枚が附として指定されている。

中種子町によると、建物に残る棟札から1846年の建築と分かっており、この家を建てた古市源助は、坂井村で庄屋や横目などの重要な役職を務めた郷士だった。

古市家住宅(鹿児島県熊毛郡中種子町)の構造

中種子町によると、建物は座敷部と土間部からなり、平面はL字形である。簡素によくまとまった中規模の住宅で、種子島を代表する民家建築といえる。

平成13年(2001年)と平成14年(2002年)に解体修理が行われ、創建当時の姿に復元された。

古市家住宅(鹿児島県熊毛郡中種子町)の見どころ

中種子町によると、住宅を取り巻く環境も良好で、住宅とともに歴史的な風情をつくっている。周辺は国道の改良工事に伴い「歴史の里坂井公園」として整備され、近くの「日本一の大ソテツ」などとともに名所になっている。

正面を入母屋造、背面を切妻造とする屋根の組み合わせと、L字形の平面に注目したい。

古市家住宅(鹿児島県熊毛郡中種子町)の見学方法

中種子町によると、所有者は個人である。周辺は「歴史の里坂井公園」として整備されている。内部の公開についての公的な案内は確認できなかった。

問い合わせは中種子町社会教育課文化係(0997-27-1111)へ。

Q&A

Q古市家住宅はいつ建てられたのですか?
A棟札から弘化3年(1846年)の建築と分かっています。
Q古市家住宅を建てたのは誰ですか?
A中種子町によると、坂井村で庄屋や横目を務めた郷士の古市源助です。
Q古市家住宅の特徴は?
A座敷部と土間部からなるL字形平面の、簡素によくまとまった中規模の住宅です。
Q古市家住宅は修理されていますか?
A平成13年(2001年)と平成14年(2002年)に解体修理が行われ、創建当時の姿に復元されました。
Q古市家住宅の周辺はどうなっていますか?
A「歴史の里坂井公園」として整備されています。

基本情報

名称古市家住宅(鹿児島県熊毛郡中種子町)(ふるいちけじゅうたく)
所在地鹿児島県熊毛郡中種子町坂井字門ノ原3182番地
指定区分重要文化財(建造物)
指定年平成6年(1994年)7月12日指定
員数1棟(附 棟札1枚)
寸法桁行6.7メートル、梁間11.1メートル、正面入母屋造、背面切妻造
所有者個人
公開状況外観を公園から見学

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「古市家住宅」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/3639
中種子町「町内の国・県指定文化財」
https://town.nakatane.kagoshima.jp/korina/kyoiku-bunka/bunka/bunkazai/kuni-kenshite.html

最終更新日: 2026.09.28