旧燈明寺本堂とは
旧燈明寺本堂は、神奈川県横浜市中区本牧三之谷にある室町時代前期の京都の燈明寺から移築した中世密教寺院の本堂で、大正10年(1921年)4月30日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「きゅうとうみょうじほんどう」。
文化庁の記録では、桁行五間・梁間六間、一重、入母屋造・本瓦葺の仏堂。指定番号は00742である。
文化庁の記録にある大正10年(1921年)の指定日は、旧法による指定の日付である。
中世密教寺院の姿に復原した本堂
旧燈明寺本堂は、桁行五間・梁間六間の一重・入母屋造・本瓦葺の室町時代前期の仏堂である(文化庁)。
三溪園によれば、京都府木津川市の燈明寺にあった建物で、明治以降に寺が衰え、第二次大戦直後の台風で被害を受けて解体された。三溪園への移築は昭和62年(1987年)に完了し、その際に当初の中世密教寺院の様式に復原された。軒先瓦には中世の寺名「東明寺」が刻まれ、外陣は大虹梁で入側柱を省いた広い空間とする。
重要文化財としての価値
文化庁の記録に解説文はなく、室町時代前期という年代と五間六間の構造が指定の内容を伝える。
見どころ
本瓦葺の入母屋屋根と、大虹梁で柱を省いた広い外陣が見どころである(三溪園)。
見学について
公益財団法人三溪園保勝会が所有する(文化庁)。三溪園の公式サイトによれば、開園は9時から17時(入園は16時30分まで)、休園日は12月26日から31日、入園料は大人(高校生以上)900円、小・中学生200円である。各建物は三溪園のページにまとめている。
Q&A
- 本堂はいつ建てられましたか?
- 室町時代前期です(文化庁)。
- もとはどこにありましたか?
- 京都府木津川市の燈明寺です(三溪園)。
- いつ三溪園に移されましたか?
- 昭和62年(1987年)に移築が完了しました(三溪園)。
- 移築の際に何をしましたか?
- 当初の中世密教寺院の様式に復原しました(三溪園)。
- 旧燈明寺本堂が重要文化財に指定されたのはいつですか?
- 大正10年(1921年)4月30日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 旧燈明寺本堂(きゅうとうみょうじほんどう) |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市中区本牧三之谷58番1号 |
| 指定区分 | 重要文化財(建造物) |
| 指定年 | 大正10年(1921年)4月30日指定 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 桁行五間、梁間六間、一重、入母屋造、本瓦葺 |
| 所有者 | 公益財団法人三溪園保勝会 |
| 公開状況 | 横浜駅・桜木町駅などからバス(三溪園) |
参考文献
- 旧燈明寺本堂(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/575
- 旧燈明寺本堂(三溪園)
- https://www.sankeien.or.jp/learn/facilities/toumyouji_hondou/
- 入園料・サービス(三溪園)
- https://www.sankeien.or.jp/price-service/
最終更新日: 2026.10.26