神光院客殿とは

神光院客殿は、京都府京都市北区西賀茂神光院町にある文政9年(1826年)の九室を備えた上質な接客施設で、令和3年(2021年)2月26日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「じんこういんきゃくでん」。

文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺で、建築面積は188平方メートル。登録番号は26-0629である。

三行三列の九室

京都市の資料によれば、神光院は建保5年(1217年)に上賀茂神社の神職が受けた神託によって建立されたと伝え、寺名もこの神託にちなむ。東寺・仁和寺とともに京都三弘法のひとつに数えられ、「西賀茂の弘法さん」として親しまれている。

客殿は本堂の東方に南面して建つ文政9年(1826年)の建物で、渡廊下で本堂とつながる(文化庁)。桟瓦葺で、南面の中央に入母屋造の式台玄関が突き出す。

平面は3行3列の9室のまわりに縁を廻らせ、上手の西列の最奥を上段として床と棚を備え、中列の奥に院主の間、下手の東列に仏間などを配する(文化庁)。文化庁は、上質なつくりの接客施設としている。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、この客殿を「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。

見どころ

南面中央の式台玄関と、上段に床と棚を備えた九室の平面が見どころである(文化庁)。

見学について

宗教法人神光院が所有する(文化庁)。拝観の時間や料金について公的な案内は確認できなかった。本堂・客殿・中興堂・蓮月庵・山門は神光院のページにまとめている。

Q&A

Q客殿はいつ建てられましたか?
A文政9年(1826年)です(文化庁)。
Q平面は?
A3行3列の9室のまわりに縁を廻らせます(文化庁)。
Q玄関は?
A南面の中央に入母屋造の式台玄関が突き出します(文化庁)。
Q本堂とのつながりは?
A渡廊下で結ばれています(文化庁)。
Q神光院客殿が登録有形文化財になったのはいつですか?
A令和3年(2021年)2月26日です(文化庁)。

基本情報

名称神光院客殿(じんこういんきゃくでん)
所在地京都府京都市北区西賀茂神光院町120
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年令和3年(2021年)2月26日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、瓦葺、建築面積188㎡
所有者宗教法人神光院
公開状況公開の公的な案内なし

参考文献

最終更新日: 2026.10.28