神光院蓮月庵とは
神光院蓮月庵は、京都府京都市北区西賀茂神光院町にある江戸時代末期の大田垣蓮月が住んだ数寄屋風の小庵で、令和3年(2021年)2月26日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「じんこういんれんげつあん」。
文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺で、建築面積は51平方メートル。登録番号は26-0630である。
大田垣蓮月の寓居
京都市の資料によれば、神光院は建保5年(1217年)に上賀茂神社の神職が受けた神託によって建立されたと伝え、寺名もこの神託にちなむ。東寺・仁和寺とともに京都三弘法のひとつに数えられ、「西賀茂の弘法さん」として親しまれている。
蓮月庵は本堂の前方、山門の脇に南北棟で建つ江戸時代末期の小庵で、大田垣蓮月の寓居である(文化庁)。京都市の資料は、江戸時代後期の尼僧で歌人・陶芸家でもあった蓮月の終の棲家としている。
切妻造・桟瓦葺で南に下屋を張り出し、東・北面の土間の入口に庇を廻らせる。内部は北東隅を土間とし、西側の3畳に不動明王を祀り、南半に玄関や台所を配する。煤竹の詰打ちの天井や円窓など、数寄屋の意匠を加えた小庵である(文化庁)。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、この庵を「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。
見どころ
煤竹の詰打ちの天井と円窓など、数寄屋の意匠を加えた小庵の姿が見どころである(文化庁)。
見学について
宗教法人神光院が所有する(文化庁)。拝観の時間や料金について公的な案内は確認できなかった。本堂・客殿・中興堂・蓮月庵・山門は神光院のページにまとめている。
Q&A
- 蓮月庵はいつ建てられましたか?
- 江戸時代末期です(文化庁)。
- 誰が住んでいましたか?
- 尼僧で歌人・陶芸家の大田垣蓮月です(文化庁、京都市)。
- 内部には何がありますか?
- 土間と、不動明王を祀る3畳の間などです(文化庁)。
- 意匠の特徴は?
- 煤竹の詰打ちの天井や円窓です(文化庁)。
- 神光院蓮月庵が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 令和3年(2021年)2月26日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 神光院蓮月庵(じんこういんれんげつあん) |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市北区西賀茂神光院町120 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 令和3年(2021年)2月26日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造平屋建、瓦葺、建築面積51㎡ |
| 所有者 | 宗教法人神光院 |
| 公開状況 | 公開の公的な案内なし |
参考文献
最終更新日: 2026.10.28