神光院中興堂とは
神光院中興堂は、京都府京都市北区西賀茂神光院町にある大正6年(1917年)の屋根の構成に創意を見せる近代の仏堂で、令和3年(2021年)2月26日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「じんこういんちゅうこうどう」。

文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺で、建築面積は121平方メートル。登録番号は26-0628である。
宝形造に入母屋と唐破風を重ねる
京都市の資料によれば、神光院は建保5年(1217年)に上賀茂神社の神職が受けた神託によって建立されたと伝え、寺名もこの神託にちなむ。東寺・仁和寺とともに京都三弘法のひとつに数えられ、「西賀茂の弘法さん」として親しまれている。
中興堂は本堂の北西側に南面して建つ大正6年(1917年)の仏堂である(文化庁)。正面3間・奥行4間で、宝形造の主体部の正面に入母屋造の屋根を付け、さらに張り出して唐破風の向拝を構えるなど、複雑な外観を見せる。
主体部は畳敷きの外陣と両脇陣の後方を板間の内陣とする(文化庁)。文化庁は、円形の垂木の軒や屋根の構成に創意が認められる近代の仏堂としている。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、この仏堂を「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。
見どころ
宝形造・入母屋造・唐破風を重ねた屋根と、円形の垂木の軒が見どころである(文化庁)。
見学について
宗教法人神光院が所有する(文化庁)。拝観の時間や料金について公的な案内は確認できなかった。本堂・客殿・中興堂・蓮月庵・山門は神光院のページにまとめている。
Q&A
- 中興堂はいつ建てられましたか?
- 大正6年(1917年)です(文化庁)。
- 屋根の特徴は?
- 宝形造の主体部に入母屋造の屋根と唐破風の向拝を重ねます(文化庁)。
- 軒の特徴は?
- 円形の垂木を用います(文化庁)。
- どこにありますか?
- 本堂の北西側です(文化庁)。
- 神光院中興堂が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 令和3年(2021年)2月26日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 神光院中興堂(じんこういんちゅうこうどう) |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市北区西賀茂神光院町120 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 令和3年(2021年)2月26日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造平屋建、瓦葺、建築面積121㎡ |
| 所有者 | 宗教法人神光院 |
| 公開状況 | 公開の公的な案内なし |
参考文献
最終更新日: 2026.10.28