宋版一切経とは:重源の寄進と伝える、福州開版の東禅寺版と開元寺版からなる一切経

宋版一切経(そうはんいっさいきょう)は、京都府京都市伏見区醍醐伽藍町の醍醐寺が所有する、南宋時代に中国の福州で開版された一切経6,102帖で、平成29年(2017年)9月15日に国宝に指定された。

文化庁の記録では、員数は6,102帖、所有者は醍醐寺で、昭和39年(1964年)1月28日に重要文化財に指定されたのち国宝となった。

文化庁によると、経典の集大成である一切経のうちでも、質量ともに充実している。

宋版一切経の構成

文化庁によると、中国の福州で開版された東禅寺版と開元寺版からなる。

建久6年(1195年)に重源が寄進したと伝えられるが、慶元4年(1198年)の銘のある経箱があり、数次にわたってそろえられたと考えられる。

宋版一切経の見どころ

経典の集大成である一切経が、南宋の版本として6千帖余りまとまって醍醐寺に伝わっている。

福州の二つの寺で開版された版本が組み合わさっている点に注目したい。

宋版一切経の見学方法

一切経は醍醐寺が所有しており、常時公開されているわけではない。公開の機会は醍醐寺の案内で確かめたい。

Q&A

Q醍醐寺の宋版一切経はいつ国宝に指定されましたか?
A平成29年(2017年)9月15日に国宝に指定されました。
Q宋版一切経は何帖ありますか?
A6,102帖です。
Q宋版一切経はどこで開版されたのですか?
A中国の福州で開版された東禅寺版と開元寺版からなります。
Q宋版一切経は誰が寄進したのですか?
A建久6年(1195年)に重源が寄進したと伝えられます。
Q宋版一切経は一度にそろえられたのですか?
A慶元4年(1198年)銘の経箱があり、数次にわたってそろえられたと考えられます。

基本情報

名称宋版一切経(そうはんいっさいきょう)
所在地京都府京都市伏見区醍醐伽藍町1(醍醐寺)
指定区分国宝(書跡・典籍)
指定年平成29年(2017年)9月15日指定
員数6,102帖
寸法文化庁データベースに記載なし
所有者醍醐寺
公開状況常時公開ではない

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「宋版一切経」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/201/00011768
文化遺産オンライン「宋版一切経」
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/429086

最終更新日: 2026.10.01