醍醐寺五重塔とは:20年をかけて天暦年間に竣工した平安時代中期の五重塔
醍醐寺五重塔(だいごじごじゅうのとう)は、京都府京都市伏見区の醍醐寺の下醍醐にある平安時代中期の五重塔で、昭和26年(1951年)6月9日に国宝に指定された。
文化庁の記録では、三間五重塔婆、本瓦葺である。
文化庁によると、承平年間(931年から938年)に金堂とともに計画され、20年を経て天暦6年(952年)に竣工した。
醍醐寺五重塔の構造
文化庁の詳細解説によると、木割は太く、手法も雄大で堂々としている。昭和29年度から34年度(1954年度から1959年度)の解体修理で各部に復原が行われ、組物がまだ完成した三手先となっていないことが判明した。
文化庁によると、細部の手法や装飾の絵画などにも時代の好尚が表れている。醍醐寺によると、内部の壁画は日本の密教絵画の源流をなすものといわれる。
醍醐寺五重塔の見どころ
文化庁は、平安時代中期を代表する貴重な遺構であるとしている。
醍醐寺によると、醍醐天皇の冥福を祈るために朱雀天皇が起工し、村上天皇の天暦5年(951年)に完成した、京都府下最古の木造建造物である。竣工の年は、文化庁(天暦6年)と醍醐寺(天暦5年)とで1年異なる。
醍醐寺五重塔の見学方法
醍醐寺によると、拝観時間は夏期が午前9時から午後5時、冬期が午前9時から午後4時30分である。
醍醐寺の伽藍と拝観の案内は、醍醐寺のグループページにまとめている。
Q&A
- 醍醐寺五重塔はいつ国宝に指定されましたか?
- 昭和26年(1951年)6月9日に国宝に指定されました。
- 醍醐寺五重塔はいつ建てられたのですか?
- 文化庁は天暦6年(952年)竣工、醍醐寺は天暦5年(951年)完成としています。
- 醍醐寺五重塔は誰が建てたのですか?
- 醍醐寺によると、醍醐天皇の冥福を祈るため朱雀天皇が起工し、村上天皇のときに完成しました。
- 醍醐寺五重塔の内部は?
- 壁画は日本の密教絵画の源流をなすものといわれます。
- 醍醐寺五重塔の評価は?
- 平安時代中期を代表する遺構で、京都府下最古の木造建造物です。
基本情報
| 名称 | 醍醐寺五重塔(だいごじごじゅうのとう) |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22 |
| 指定区分 | 国宝(建造物) |
| 指定年 | 昭和26年(1951年)6月9日指定 |
| 員数 | 1基 |
| 寸法 | 三間五重塔婆、本瓦葺 |
| 所有者 | 醍醐寺 |
| 公開状況 | 夏期午前9時から午後5時、冬期午前9時から午後4時30分 |
参考文献
- 文化庁 国指定文化財等データベース「醍醐寺五重塔」
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/1900
- 醍醐寺「伽藍」
- https://www.daigoji.or.jp/grounds/garan.html
最終更新日: 2026.09.30