荒川神社拝殿及び幣殿とは
荒川神社拝殿及び幣殿は、新潟県胎内市桃崎浜の荒川神社で本殿の前面に接続して建つ天保12年(1841年)の拝殿と幣殿で、令和元年(2019年)12月5日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「あらかわじんじゃはいでんおよびへいでん」。
文化庁の記録では、木造平屋建、銅板葺、建築面積101平方メートルで、昭和46年(1971年)に改修されている。登録番号は15-0527、所有者は宗教法人荒川神社である。
登録有形文化財としての価値
荒川神社拝殿及び幣殿は「造形の規範となっているもの」として登録された。文化庁は、重厚な軸部と装飾的な細部をもつ建物としている。
見どころ
入母屋造で、屋根は茅葺の形に仕立てた銅板葺。規模の大きな拝殿の後方に幣殿を張り出し、その左右に神饌所と神輿庫を付ける(文化庁)。新潟県は、目と鼻が付いたような独特の意匠の屋根と紹介している。
正面には彫刻豊かな向拝を付け、内部にも太い虹梁を4本架けて大瓶束を立てる(文化庁)。新潟県によれば、社殿内には大阪の船絵馬師吉本善京の筆による「天岩戸絵図」が掲げられている。
参拝について
荒川神社の境内は参拝でき、社殿は外観を見学する。社殿内部の公開についての案内は見当たらない。境内左手の桃崎浜文化財収蔵庫で船絵馬などを見るには、事前に胎内市教育委員会(電話0254-43-6111)への連絡が必要である(新潟県)。
荒川神社と北前船、船絵馬の関係は、グループの記事「荒川神社」にまとめている。
Q&A
- 荒川神社拝殿及び幣殿はいつ建てられましたか?
- 天保12年(1841年)で、昭和46年(1971年)に改修されています(文化庁)。
- どんな構成ですか?
- 大きな拝殿の後方に幣殿を張り出し、その左右に神饌所と神輿庫を付けています(文化庁)。
- 屋根の特徴は?
- 入母屋造の茅葺形銅板葺で、新潟県は目と鼻が付いたような独特の意匠と紹介しています。
- 内部はどうなっていますか?
- 太い虹梁を4本架けて大瓶束を立てています(文化庁)。内部公開の案内はありません。
- 荒川神社拝殿及び幣殿が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 令和元年(2019年)12月5日です。
基本情報
| 名称 | 荒川神社拝殿及び幣殿(あらかわじんじゃはいでんおよびへいでん) |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県胎内市桃崎浜187 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 令和元年(2019年)12月5日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造平屋建、銅板葺、建築面積101平方メートル |
| 所有者 | 宗教法人荒川神社 |
| 公開状況 | 境内から外観見学 |
参考文献
- 荒川神社拝殿及び幣殿(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00013086
- 連載企画「北前船の魅力を訪ねて」第2回 北前船の栄華を今に伝える荒川神社(新潟県新発田地域振興局)
- https://www.pref.niigata.lg.jp/site/shibata/kitamaebune02.html
最終更新日: 2026.10.14